こどもに関わり こどもをサポートすることもできる仕事!言語聴覚士!!

こどもが好き!こどもの成長を見ることが嬉しい!楽しい!
だからこどもに関わる仕事をしたいと思ったときに多くの人が保育士や幼稚園教諭を一番最初に思い浮かべると思います。
ただ、保育士や幼稚園教諭を今から目指すには「体力的、年齢的に不安・・・」「待遇が心配・・・」などの理由で一歩を踏み出せない人は少なくないのではないでしょうか。
実はこどもと関わる仕事は保育士や幼稚園教諭以外にもたくさんあり、働き方も多種多様です。

《子どもに関わる仕事・働く場所》

子どもに関わる仕事は多種多様です。

保育園 / 幼稚園 / 学童・放課後児童クラブ / 学校 / 学習塾 / 児童養護施設 児童福祉施設 / 病院など医療現場 / その他

その中でもこの記事では学校や病院などで“こどもに関わり”“こどもをサポートする”こともできる言語聴覚士という仕事についてご紹介します

▼こんな人にオススメの記事です▼
・こどもに関わる仕事を探している人
・転職を検討している女性
・進学を検討中の大学生
・資格取得を検討している人

《目次》
1.言語聴覚士の仕事
  「どんな仕事をするか」
  「働き方 ~活躍できるフィールド~」
  「働き方 ~こどもとの関わり~」
  「こどものサポートで実施している内容」
  「やりがい」
2.言語聴覚士の社会的需要・キャリアステップ
3.言語聴覚士の給与・家庭と育児の両立について
4.言語聴覚士の資格を取得するには
5.言語聴覚士養成校の紹介

《1.言語聴覚士の仕事》

まずは言語聴覚士という仕事について説明します。言語聴覚士は医療国家資格でリハビリをサポートします。

「どんな仕事をするか」

言語聴覚士の仕事は大きく2つあります。
①コミュニケーション
②摂食嚥下(ご飯の飲み込み)

詳しく説明していきます。

①コミュニケーション

コミュニケーションのリハビリは、会話をするときに生じる悩みを改善するために行います。

対象は
・発達が遅れている(発達障害)
・言葉がうまく出ない(失語症)
・発音がしづらい(構音障害)
・耳が聞こえない(聴覚障害)

このような悩みの改善を目指します。
例えば、脳梗塞の後遺症で言葉が出なくなってしまった方や発達に遅れのあるお子さんがコミュニケーションをとりやすくなるようリハビリをしたり、コミュニケーションの方法を提案したりします。

②摂食嚥下(ご飯の飲み込み)

摂食嚥下は、お食事をとるときに困ることを改善するために行います。

摂食嚥下のリハビリの中には
・ご飯をうまく口に運べない
・ご飯が口の中に溜まる
・飲み込みがうまくできない

このような悩みの改善を目指します。
例えば、水を飲むとむせてしまう方が、むせずに飲み込むことができるお食事の形を提案したり、飲み込むために必要な力をつけるためのリハビリをしたりします。

言語聴覚士の仕事は、コミュニケーションや食事など生活をより豊かにするために必要不可欠なものを改善することです。

「働き方 ~活躍できるフィールド~」

言語聴覚士は、病院(医療)や老人保健施設(福祉)、発達支援施設な(療育・教育)、訪問リハビリ(在宅)などで働くことができます。
現在は、言語聴覚士の多くは病院で働いています。病院では、365日リハビリを提供するために、シフト制で働くことが多いです。
しかし、デイサービスや老人保健施設などは、利用者さんのいらっしゃる曜日が決まっているため、土日休みのところもあります。
自分の興味のある分野によって働く場所によって働き方を選べることはメリットだと思います。また、転職することでステップアップすることもできるため、ライフスタイルに合わせた働き方を選ぶことができます

「働き方 ~こどもとの関わり~」

主に下記のようなこどもを対象にサポートします。

原因はその障害により様々です。
基本的に言語聴覚士として子どもに関わる場合、上記のような何らかの障害を持っている子どもを対象に、ことばの訓練やことばの基礎となる知的機能や認知機能の発達を促す訓練を行います。
その為、働く場所は医療施設(小児医療センター、小児も行うような病院など)、福祉施設(児童発達支援施設、放課後等デイサービスなど)、訪問支援(事業所、保育所等訪問支援など)民間のことばの教室があります。

「こどものサポートで実施している内容」

内容としては、あくまで一例ですが、耳が聞こえないお子さんには、聞く力をつけるトレーニングをします。
絵カードや絵本などを使いことばの理解力や表出力を伸ばす指導をしています。絵カードが苦手なお子さんには、おままごとやごっこ遊びなどをしながらコミュニケーション力を伸ばす指導をします。

発音に誤りがあるお子さんには、正しい発音の仕方を専門的に訓練します。

社会性が苦手なお子さんには、SST(ソーシャルスキルトレーニング)という他人と関わるために必要なスキルを身につける訓練を実施します。

その他にもお子さんの状況に合わせて様々な内容の指導を行なっています。

また、小児の分野の場合、保護者との関わりもとても重要になります。保護者の悩みを受け止めてあげたり、お子さんの成長を共感する事で母子関係が良好になります。
言語聴覚士は、基本的に障害のあるお子さんに関わる仕事なので、「この子の為に今何ができるか」という事を常に考えています。その為、正直楽な仕事では無いですが、何も話せないお子さんが課題を一緒に繰り返し練習して出来た時にはとても達成感のある仕事です。

「やりがい」

言語聴覚士として仕事をしていて、やりがいを感じることはたくさんあります。

例えば
・意思の疎通ができた
・発音が綺麗にできた
・ご飯を食べることができた

できることが増えるたび患者さんは笑顔になります。そのために、足りない知識や技術を日々学んでいきます。

『人の役に立つ』

これが、一番近い表現かもしれませんが、言語聴覚士は生活がより豊かになる瞬間に立ち会うことができます。
生活が豊かになるということは、その方の人生が豊かになるといえます。
自分が関わる方の人生が豊かになる瞬間に立ち会えることが言語聴覚士のやりがいだと思います。

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《2.言語聴覚士の社会的需要・キャリアステップ

キャリアアップが期待される職種の前提として社会的な需要が高いことが条件にあげられます。その点言語聴覚士は顕在的にも潜在的にも以下のことから待望される職種と言えます。

◎顕在的需要

言語聴覚士(ST)の主たる活躍フィールドは病院や介護老人保健施設のリハビリテーションです。現在の従事者を同分野の専門職である、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)と比較すると、PT:91694人58.7%、OT:47852人30.6%に対し、ST:16639人10.6%と大変少なく、多くの医療・福祉機関が採用を欲している現状にあります。(出典:平成29年度医療施設調査/厚生労働省)

◎潜在的需要

これからの時代において、『少子高齢化』、『地域福祉』は外せないキーワードとなります。前述のとおり言語聴覚士のリハビリの対象は小児から高齢者まで幅広く、福祉・保育の分野と対象が重なります。医療施設ですら言語聴覚士の人手不足の中で人材確保ができない現状ですが、福祉・保育施設が課題とする、発達障害や摂食嚥下へ直接アプローチできる言語聴覚士は将来的に待望される人材となります。

また、明確なキャリアップ資格として『認定言語聴覚士』という日本言語聴覚士協会が設けた認定資格もあります。今後言語聴覚士が増えた時に高い専門性をもつリーダーとして将来の展望を描くことができます。

<キャリアステップ>

《3.言語聴覚士の給与と家庭と育児の両立について》

当校でお預かりしている求人票によると言語聴覚士の新卒平均給与は月給で22万1366円です。これは厚生労働省の賃金構造基本統計調査からみる大卒の平均給与21万200円よりも1万円以上高く、需要も相まって年々高まっています

また、福祉・医療分野でありながらリハビリテーションという業務の特質上、夜勤のない日中のみの仕事であり家事や育児との両立が構造上しやすいといえます。勤務形態までではなく、多くのお仕事は産休・育休などの休暇でキャリアアップという視点では一度中断してしまいがちですが、言語聴覚士は生活と密接にかかわる仕事であるため自身の生活の変化も今後の支援に厚みを生む経験となりえます。いずれにしても言語聴覚士の経験者は幅広い領域での求人がある為、資格を活かしてご自身の状況に合わせた職場選択が可能となります。

《4.言語聴覚士の資格を取得するには》

言語聴覚士になるには法律で定められた教育過程を経て国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受ける必要があります。国家試験の受験資格を得るためには一般的に指定の学校を卒業する必要があります(下記の2つのルート)。

【高校卒業者の場合】
文部科学大臣が指定する学校(3~4年生の大学・短期大学)または都道府県知事が指定する言語聴覚士養成所(3~4年制の専修学校)の卒業により受験資格を得られる

【一般の4年制大学卒業者の場合】
指定された大学・大学院の専攻科または専修学校(2年制)の卒業により受験資格を得られる

《5.言語聴覚士養成校の紹介》

言語聴覚士になるための養成校は全国に76校あります。
※日本言語聴覚士協会HPより(2020年11月現在)

こちらでは北関東唯一 言語聴覚士科の夜間学科(2年制)がある埼玉福祉保育医療専門学校についてご紹介します。

埼玉福祉保育医療専門学校は保育士科、保育士科夜間主コース、言語聴覚士科、言語聴覚士科Ⅱ部、介護福祉士科、社会福祉士養成科があり、埼玉県の大宮駅より徒歩7分ほどの立地にあります。

言語聴覚士科Ⅱ部は選択制で保育士ゼミが保育士の資格取得の勉強も一緒にすることができます

言語聴覚士の仕事のこと、資格のこと、就職のこと、その他学校のことなど相談できる機会を設けておりますので、資格取得を迷っている方はぜひ一度ご相談ください。

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============問い合わせ先============
埼玉福祉保育医療専門学校
048-649-2331
info@scw.ac.jp
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