4つの信頼:地域の中で

新しい年を迎え、第2校舎入口も冬の装いとなりました。

入口

1月5日より一部では授業を行っておりましたが、1月9日になって、各学科とも授業が本格的に再開されました。

介護1 介護2 (介護福祉士科)

社会1 社会2 (社会福祉士科)

 こども1 こども2 (こども福祉科) 

CC (1) CC (2) (CC科)

さて本校では、「学生・保護者」「高等学校」「産業界」からの信頼とともに、「地域からの信頼」を含めた「4つの信頼」を学校運営の柱として、教育活動を展開しております。この中で地域との関わりでは、地域の要請にお応えするとともに、学校の存在を認知していただき、今後の地域を担う人材の育成という、大きなミッションによる取り組みを行っております。

その一環として、7月12日の学校長ブログ「子ども大学SAITAMA開校」(クリックしていただけば、そのページをご覧いただけます)で配信しましたように、埼玉県教育委員会が推奨している「子ども大学SAITAMA」で、1日体験を実施いたしました。

こども大学画像 (1) こども大学画像 (2) こども大学画像 (3)

1月7日(日)に子ども大学SAITAMAの終了式が行われ、本校事務局長が出席しました。その際、受講した小学生に感想を聞いたところ「手話を覚えたい」「心理学は不思議で楽しい」「大きくなったらパティシエになりたい」など、本校での体験が生かされていたことが実感できました。

こども大学1

一方、シニア世代を対象とした取り組みとして、公益財団法人いきいき埼玉が主宰している「彩の国いきがい大学」が、県内約10ヶ所で取り組まれております。これは、シニア世代のニーズに応えた取り組みの展開を通して、社会の変化に対応できる能力を身につけ、社会参加による生きがいを高めるとともに、卒業後は地域活動のリーダーとして活躍していただくことを目的にして開校されております。

このいきがい大学の授業「音楽に親しむ(合唱を愉しむ)」に、本校のこども福祉科・保育士科専任で、音楽担当の 浅子 を指導者として派遣しております。

いきがい大学 (1) いきがい大学 (2)

1月11日(木)、川越市の「ウェスタ川越」で行われた川越学園では、さいたま市の「埼玉第九合唱団」のメンバーを従えて、「四季の歌」や「見上げてごらん夜の星を」、「故郷(ふるさと)」、「花」から、ドイツ語で歌うベートーウェンの交響曲第9番「歓喜の歌」まで、受講者と共に楽しく大きな声で一緒に歌いました。

「歌は苦手だ」とおっしゃるお年寄りも、指導者の 浅子 と第九合唱団につられて、いつのまにか楽しそうに皆さんと声を合わせ、美しいハーモニーを響かせておりました。この授業が終了する頃には、皆さん艶やかな笑顔でいらっしゃったことが、とても印象的でした。

いきがい大学 (3) いきがい大学 (4)

本来音楽には、国境や世代の差はありません。今回の授業と 浅子 による取り組みによるこのような関わりを通して、誰でもが音楽を楽しめることが実証された時間となりました。

専門学校では、学生を対象に職業に必要な技術や資質の育成を図っております。また、本校で養成する人材は、お子さんやご高齢の方、障害のある方でり、そのような方々のご家族が対象です。そのため、常に相手のお気持ちに沿った対応が必要となります。今回の 浅子 の対応は、まさに本校の教育のあり方を物語っていたと、自負しております。

なお、本校では午前と午後、地域清掃に取り組ませていただいております。約500名の学生が、この「大宮区仲町」を利用させていただいております。学生はもちろん、教職員も一回りさせていただき、地域美化に協力させていただいております。

地域清掃2 地域清掃3 地域清掃4

とかく学校は、地域へのご迷惑な存在となりかねません。しかし本校では、施設・設備ともに、職員・学生等の人材を活用して、広く地域と共に歩む取り組みを行っております。その一端が、今回ご紹介した取り組みであると、言えます。

このように本校は、埼玉県 さいたま市 大宮区 仲町 にしっかりと根づいているとともに、地域の皆さまに育てていただいている学校であることを実感しております。今後も、地域からの信頼をいただきながら、取り組んでいく所存です。

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