社会福祉士養成科OBOGネットワークが始動しました!!


卒業生有志が、教員と協働して社会福祉士養成科のOBOGネットワークを企画し、キックオフミーティングを開催しました(2024年6月8日)。

社会福祉士養成科の卒業生は、埼玉県を中心に関東各地のさまざまな現場で活躍をしています。OBOGネットワークが組織化されることで、卒業生だけではなく在校生も含めて、交流や情報交換、社会福祉士としての自己研鑽などにつながることが期待されます。

キックオフミーティングでは、まずは卒業生有志の近況から共有することから始まり、その後、卒業生としてどのようなOBOGネットワークを期待するのか、イメージを含まらせて、内容や開催頻度など、今後の具体的な方向性が話し合われました。

毎日、大宮駅近くの学校まで通って夜遅くまで授業を受けて、国家試験を乗り越え、実習をやりきって走り抜けた1年間を懐かしみ、資格を取得しよう思った初心に戻れる機会の大切さを感じているようでした。

卒業後、社会福祉士として仕事をする中で直面する悩みや課題、どのように乗り越えて、スキルアップしていけばいいのか。卒業生同士で学びあう機会の必要性がここでも感じられます。

社会福祉協議会や病院、地域包括支援センターなど、社会福祉士として地域で連携していく機関や施設で働く多数の卒業生が、それぞれの所属の役割や仕事の内容等を報告しあうことが有益な情報交換になることの可能性に溢れています。

OBOGネットワークに期待されるさまざまな機能について、ブレインストーミング的に多数の意見が出てきました。その実現を目指して、1つずつ取り組んでいく方向性が最終的に定まり、次回は9月に2024年3月の社会福祉士養成科卒業生を募った2回目の会議(通称:帰校日)を開催して、それぞれの現場の報告と交流を深めることになりました。

なお、「帰校日」とは社会福祉士の実習を経験した卒業生であれば、誰もが知っている用語です。実習の折り返し地点で学校に登校し、教員から実習指導を受けて、実習で起きたことを学生間で振り返る日のことになります。卒業生としては、実習の大変さも含めて、様々な出来事を同級生間で共有しあった思い出深い日です。「帰校日を卒業後にもう一度」という発想は、卒業生の気持ちや立場に寄りそったオリジナリティのある取り組みです。

同窓会も含めて、学校関係者一同、卒業生が中心となって主体的に取り組むOBOGネットワーク構築を応援しています。今後の発展に目が離せない取り組みです。

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