人間関係とコミュニケーション [介護福祉士科]

介護福祉士科を2023年3月に介護福祉士科を卒業した新卒1年目のSさんが介護福祉士科2年生の「人間関係とコミュニケーション」の授業に特別講師として来てくれました。
この「人間関係とコミュニケーション」の授業では、Sさん以外にも卒業後2年目、3年目、4・5年目、管理職の介護福祉士、リーダー介護福祉士、介護事業所の設立者、施設長の方など様々なキャリアの講師より現場のことやキャリアの話を聞くことができます。

Sさんは高校時代は福祉科のある学校へ通っていて、ハンドボール部の活動を頑張っていたそうです。
高校時代に将来のことを考えた際に、「高齢者と深く関われる職業っていいな」と思い埼玉福祉に入学。
祖母と一緒に暮らしていたことも影響していたとのことです。

在学中は学生プレス(オープンキャンパスの学生スタッフ)として活動し、参加してくれた高校生に学校のメリット・デメリットをありのままに伝えることをしてきてくれました。他にも学内現場実習のオレンジカフェ(認知症カフェ)での店長として経験で得たことなどいろいろあったとのことです。

また、2年生にとって気になる国家試験や就職活動についても話してくれました。

【国家試験の勉強について】

国家試験の対策のためにどのように勉強を進めたか、実際に当時作っていた自分の資料を持ってきてくれました。
自分なりに勉強方法を考えて実施していたことがとても伝わりました。
勉強する環境について、Sさんは午前中は学校での補習、午後はマクドナルド、夜は家で勉強と場所を変えていたそうです。また、電車での移動中はアプリを使って勉強していたとのことです。介護福祉士科2年生にも自分の勉強する環境を整えることを伝えてくれていました。


※Sさん作成の勉強資料です


※学校でもらった資料を自分なりに活用していたものとのことです

【就職活動の流れについて】

どのような施設で働きたいか決めることから始めたとのことです。
2年生の5月から学校の求人票から探したり、友達と施設見学に行ったり、インターネットやハローワークなども活用していろいろ情報を収集していたそうです。
また、先生や先輩、家族に相談も相談していたそうです。
先輩にはどうのように就職活動をしたかや、どうしてその施設に決めたのかを教えてもらったりしたそうです。

自分にとって施設選びで譲れないものは必ずある!ということで、個々で自分にとって譲れないものは何かを考えたあとにグループワークも実施し、グループで出た意見について共有しました。
グループワークの際に「グループワークでは話し合う際に否定せず、受容しましょう!受容は働いてからもとても大切なことである」ということも話してくれました。


※グループワークの様子です

[グループワークで出た2年生の施設選びのポイント]
・通勤時間・お給料・手当・人間関係・施設の環境・仕事内容・ランチ・休み・やりがい・OJT・ボーナス・有給休暇 など

Sさん自身とSさんの同級生の施設の決め手についても話してくれました。


※グループワークで話したものをクラスでシェア

今回の「人間関係とコミュニケーション」授業では、Sさんがどのような学生時代を過ごし、就職先を決め、国家試験に合格し、現在どのように現場で働いているかなど丁寧にお話してくれました。
授業後には何人かの学生がSさんに質問をしたりしていました。身近な先輩のリアルな声がそれぞれの学生に何かしら届いていることと思います。

Sさん、ありがとうございました!
教職員一同、卒業生の活躍を応援しています!

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