介護福祉士科2年生は夏休み前に最後の「就職支援講座」を行いました。
就職支援講座は連休明けの5月から始まり、最後の実習を挟んで行われました。
そして8月上旬に実習を終えた2年生達は、就職活動と国家試験に向けて本腰を入れていく時期になります。
就職支援講座の目的は、就職することがゴールではなく「専門職として長く働き続けられる、自分に合った就職先を見つける」こと。
同じ種別でも実習や教科書ではわかならい「働き方」や「介護職の役割」等について同窓会の卒業生が講話してくださり、さらに理解を深めるために3つのグループに分かれてディスカッションを行いました。
【グループでのディスカッションでは下記のようなこともお話してくださっていました】
・求人票(特に総年収)を見るポイント
・勤務形態
・先輩の施設のおおよそのお給料について(良い意味でビックリしました!!)
▼先輩からのアドバイス
・身体が資本の仕事であるため、自分のケアや予防も大切。
・今やりたいこと、夢、この先の現実について考えてみてほしい(理想と実際に働くことをイメージ)。
・オススメはいっぱい遊ぶこと(バイトも!)
対人援助職であり、コミュニケーション能力が必要。そのためには経験やボキャブラリー、コミュニケーション能力を高めてほしい。
この業界にいろいろな風を吹き込んでほしい。
・就職してから学んでおいてよかったなと思うことは?
学生の時にもっと学んでおけばよかったなと思っているので全部。学業に専念できるこの時間を大切にしてほしい。
▼学生からの質問
・就職先の決め手は?
→「先」を見て考える。卒業生の方は在学中にグループホームをやりたいと思ったことを、入社して数年後の新規事業として企画書を提出。立ち上げから携わることができたそうです!
・面接で重視していることはなにか?
→面接での質問に対して、きれいに飾られた文章を話すのではなく「自分の言葉で話している」かを重視している。その方がはるかに本人の想いや気持ちが伝わってくる。
1996年開校以来、2000名以上という多くの卒業生埼玉県内の福祉業界に輩出。業界との強い繋がりがあるため、介護福祉士としての就職はもちろん、学生たちが自分に合った就職先を見つけ、長く働き続けられるように、就職担当の先生・担任の先生をはじめ卒業生のみなさんによるサポート環境があります。