こんにちは 介護福祉士科の新井です~
世間一般的に、「介護」の話題には “施設” や “老人ホーム” という言葉がよくでてきませんか?
いわく、「うちのおばあちゃんは “施設” で暮らしてるよ」
いわく、「僕の親は “老人ホーム” で働いているよ」
などなど・・・。
でも、ひとことに “施設” や “老人ホーム” といっても、いろいろな種類があるんですよね~
「介護老人福祉施設」(特別養護老人ホーム)、「介護老人保健施設」などなど、
〇〇施設、〇〇老人ホームといろいろな名称が付いており、それぞれ中身がまったくちがうんです
例えば、「介護老人保健施設」。略して “老健” と呼ばれており、基本的には在宅復帰を目指す施設なんです
<老健>
①【ケガ・病気など】(骨折など)
ああああ
②【入院】(治療)
ああああ
③【老健】(主にリハビリ)
ああああ
④【在宅】(復帰)
老健は、上記の通り②病院(医療機関)と④在宅をつなぐ役割を担ってます~
入居期間は3~6ヶ月
病院のすぐ隣や、病院の〇階にあることが多いですよ~
老健では、介護福祉士はもちろん、医師、看護師、理学療法士などさまざまな専門職がチームを組んで、
リハビリテーションを主軸としたサービスが届けられていま~す(チームアプローチ)
若い人なら、基本的には病院(医療機関)から直接在宅に戻れます
でも、高齢になり、例えば骨折の治療のために、しばらく病院で安静にしていると、心と体のさまざまなはたらきが低くなってしまうんです(廃用症候群(はいようしょうこうぐん)、または生活不活発病)
骨折は治っても、心と体のコンディションは入院前より落ちて、老健が必要になる・・・というパターンがひとつ
ほかにも老健を活用する状況はあります。ネットで検索するとたくさんでてきますので、この機会に調べてみてください