お金について学ぼう

「キャリア教育」という取り組みがあります。これは、人としての生き方や在り方の探求を通して社会的・職業的な自立(自律)をめざすために、必要となる資質や能力を育むこととされております。その取り組みを通して、一人一人のキャリアの創造(キャリアの創造に関しては、学校長ブログ「自身のキャリアの創造に向けてをご参照ください)が図られることをめざしております。その中でも「お金」に関する考察も不可欠な要素となります。

2月13日(火)のキャリアデザインコミュニケーション科(以下、「CC科」と呼びます)では、日本年金機構春日部年金事務所の 木内 様、北爪 様 をお招きして、特別授業として「知っておきたい年金のはなし」が行われました。  

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ご存知のように、国民年金は20歳になったら加入することが義務つけられている、公的年金制度です。その資金が「老齢基礎年金」や「障害基礎年金」、「遺族基礎年金」等として公的扶助に運用されることとなります。

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授業ではスライドを使用して、公的年金の仕組みとともに、これからの「ライフイベント」の考察35歳になった際の生活費、65歳の際の生活費の考察、人生で起こりうる「思いがけない出来事」の考察など、ワークシートやグループディスカッションなどで取り組みました。

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CC科の学生たちは、ほとんどが自宅からの通学で、生活費自体実感が沸かず、身近とは言えないかも知れません。また、「ライフイベント」と言っても、どの時期に何があるかもなかなか難しい取り組みです。

しかし、学生たちはそれぞれの思いや経験、仲間同士の議論を通して、だんだん現実的になってまいりました。

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授業では、それらの人生のための必要な金銭的扶助としての年金の意味を理解し、国民年金加入の促進を図りました。

同時に、これからの長い人生におけるその時々に自分の置かれている立場や環境などについての理解が図られました。

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「お金のこと」は、学校の授業ではなかなか馴染めなかった部分もあります。しかし、生活していくために経済的な基盤は、避けては通れません。まして、CC科の限らずまだ親掛かりの学生たちも、社会的・職業的自立とともに、経済的な自立が不可欠な要素となります。

今回の特別授業を通して、学生たちも卒業後の「自律」に向けて、さらに意識が高まってきたことが感じられました。

注 本論では、「自立」は、「自分の足で立ち上がる独り立ち」であり、「自律」は、「自分の脚で立った後、自分の意志のもとに方向づけして進んでいく独り立ち」と、定義しております。