2月のこの時期、学校では1年間の学習のまとめに入り、校内はいつもよりは静かになっております。その中でも、学生一人一人が自分のめざす取り組みを行っておりました。
保育士科1年生は、授業としてこの1年間の学習のまとめと振り返りを行っております。4月に入学して、実習や各種イベントも終えましたが、各自が描いている将来設計のために、まだまだ取り組むべきことが多々あります。
社会福祉士科3年生は、本校での3年間の総決算となる「卒業論文」の作成に余念がありません。
今回見かけた学生が取り組んでいるテーマは、「子連れ出勤」や「男性の育児休業」など、働く女性の職場環境に関するテーマで、まさに現代的な課題でした。
キャリアデザインコミュニケーション科では、2月3日(土)に成果発表会(詳細は、キャリアデザインコミュニケーション科ブログ「キャリアデザインコミュニケーション科 成果発表会」をご参照ください)を終え、個別の取り組みを行っておりました。卒業後に向けて、それぞれ学生がこれからの生活を思い描いております。
第2校舎では、「カウンセリング特別補講」が行われております。本校を含む全国70校の学園グループを統括する「滋慶教育科学研究所(JESC)」では、「カウンセラー資格試験」を実施しており、本校も多数の学生が資格を取得しました。それらの学生を対象とした個別指導として、実際のカウンセリングの極意でもある、傾聴や共感的理解とともに、「うなずき」「視線」「姿勢」などについて伝授しておりました。
第2校舎には「図書室」が完備されており、専門書が多数揃えております。いつもは多くの学生が、声も立てずに勉強をしておりますが、このときはまだ誰もおりませんでした。
さて、2月7日(水)・8日(木)には大宮ソニックシティで、公益社団法人介護福祉士養成施設協会主催の「第24回日本介護福祉士教育学会」の大会が行われており、大会事務局を担っている本校からは、介護福祉士科の職員とともに学生も参加しております。
本校も含めて全国養成校の実践が紹介されるとともに、介護現場の状況や蓄積された研究結果、それらに関する知見などが議論されておりました。本校職員も、分科会の指導助言や座長を勤めておりました。
ところで、本校の人事異動は2月に行われます。転出者・転入者とともに、校内分掌の変更もあります。
比較的時間の空いたこのときに、引継ぎを行っている姿も見受けられました。
まもなく、卒業・進級の判定も行われます。またこの時期に、実習に行っている学科や学生もあります。
今年度1年間の成果がまもなく確定いたします。各自卒業後に控えている新たなライフステージや上級学年に向けて、さらにその成果が発揮されることとなります。