
スイーツ&カフェ・フード科では、専門学校生活の様子を報告するとともに、入学前にお世話になった先生方へ感謝の気持ちを伝えることを目的として、母校訪問を実施しました。
今回の授業では、ただ訪問するだけでなく、食のプロを目指す学生として必要なマナーや技術を学びながら、感謝の気持ちを形にするためのお菓子作りに取り組みました。学生たちは、先生方への思いを込めて一つひとつ丁寧に製造・包装を行いました。
当日は、それぞれの母校を訪問し、手作りのお菓子をお渡しするとともに、専門学校での学びや学校生活について報告しました。久しぶりに再会した先生方との交流を通して、自身の成長を振り返る貴重な機会となりました。

食の現場で必要な「7つの基本行動」の実践!
埼玉福祉保育医療製菓調理専門学校の食の分野の学科では、「7つの基本行動」と呼ばれる、現場で必要となる基本行動を大切にしています。
留学生が多く在籍する本学科では、事前教育の一環として「時間」をテーマにした授業を実施しました。日本では、人と会う際に日付や時間を約束し、それを守ることは当たり前とされています。しかし、国や文化によって時間に対する考え方は異なるため、日本の当たり前に戸惑う留学生も少なくありません。
各国それぞれに異なる文化や価値観がありますが、日本で生活し将来日本の食業界で活躍するためには、日本のルールやマナーを理解することが大切です。
また、食の現場では、仕込みや商品の提供時間を守ることはもちろん、限られた時間の中で仲間と連携しながら業務を進めることが求められます。学生たちは、時間を守ることがお客様や職場の仲間からの信頼につながること、そして相手を思いやる行動であることを学びました。
その学びを実践するため、学生たちは母校である日本語学校へ自らアポイントメントを取り、約束した日時を守って訪問しました。お世話になった先生方へ感謝の気持ちを伝えるとともに、社会人として必要な時間を守るという日本のマナーも学ぶ機会となりました。

「ありがとう」が学びの力に ~母校訪問で感じた食のプロの意義~
母校訪問を通じて、学生たちはお世話になった先生方から「ありがとう」「おいしい!」「夢を叶えてね」など、多くの温かい言葉をいただきました。
来日した当初から学習面だけでなく、生活面も見守り、支えてくださった先生方からの言葉だからこそ、学生たちの心に深く響き、大きな励みとなったようです。久しぶりの再会に笑顔があふれ、先生方へ専門学校での学びや学校生活について報告する姿も見られました。
訪問後には、「久しぶりに先生に会えてうれしかった」「夢を叶えるためにもっと日本語を勉強したい」「食に関する技術や知識をさらに身に付けたい」など、前向きな声が多く聞かれました。また、「このような機会をつくってくれてありがとう」「改めて頑張ろうと思った」といった感想も寄せられ、学生たちにとって大変有意義な経験となったことがうかがえました。

今回の母校訪問では、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、自分たちが製造したお菓子を通して人に喜んでもらうことの嬉しさや、食の仕事の魅力を実感することができました。「ありがとう」や「おいしい」の言葉は、学生たちにとって何よりの評価であり、自信にもつながったようです。
この経験を通して、学生たちは食のプロを目指す意欲をさらに高めることができたように感じます。人とのつながりや感謝の気持ちを大切にしながら学ぶことは、食の仕事に携わる上で欠かせない姿勢です。今後も本学科では、専門的な技術や知識の習得だけでなく、人としての成長も大切にしながら、夢の実現に向けて学生たちを支援してまいります。

