言語聴覚士は「やめとけ」って噂は、本当?

【はじめに】

「話す」「聞く」「食べる」を支えるスペシャリスト、言語聴覚士。

リハビリ職について調べたことがある人は、
「理学療法士や作業療法士に比べて、なんだかとても難しそう…」
というイメージを持っているかもしれません。

実際にウェブで検索しようとすると…

「言語聴覚士 やめとけ」

「言語聴覚士 難易度」

「言語聴覚士 大変」

など、なんだか大変そうなワードが検索候補として挙げられてしまいます。

言語聴覚士が「大変」だと言われる理由は、どこにあるのでしょうか。

 

【言語聴覚士って、どんな仕事?】

その大変さをお伝えする前に、仕事の内容を紹介しておきましょう。

言語聴覚士は、「話す」「聞く」「食べる」など、コミュニケーション機能や身体機能に問題を抱える人に対して、リハビリテーションを行う職種です。

 

対象にするのは、生まれつき言葉の発達に遅れのある子ども(言語発達障害)や、脳に何らかの疾患を発症し、上手く話せなくなってしまった方(高次脳機能障害、失語症)、病気や高齢化が原因による難聴の方(聴覚障害)など、「話す」「聞く」ができない人たち。

そして、筋力の衰えが原因で、食べ物を飲み込めない方(嚥下障害)の人などです。

言語聴覚士が主に活躍するのは、総合病院のリハビリテーション科や、リハビリ専門の病院など。

子どもを対象とする場合は、総合病院の小児科や、児童発達支援施設で勤務する場合も多いです。最近では、放課後等デイサービスなどの施設などでも活躍しています。

 

さらに、地域の人たちの生活を支えたいと考えているなら、介護老人保健施設や訪問リハビリテーション施設で活躍することも可能です。

補聴器メーカーや難聴児童施設などで、聴覚障がい者への検査・訓練を担当することもできます。

 

【言語聴覚士が「大変」だと言われる理由】

①多彩な専門知識が必要だから

言語聴覚士になるには、国家資格を取得しなければいけません。
さまざまな年齢や症状を対象とするため、試験では幅広い科目が設けられています。

具体的には、基礎医学、臨床医学、臨床歯科医学、音声・言語・聴覚医学、心理学、音声・言語学、社会福祉・教育、言語聴覚障害学総論、失語・高次脳機能障害学、発声発語・嚥下障害および聴覚障害学、言語発達障害学です。

基礎科目100問、専門科目100問の計200問が出題されます。
200点満点の120点以上で合格となります。

つまり、幅広い科目について、しっかり学んでいくことが必要なのです。
それゆえに、「合格するのが大変」だと言われています。

試験は毎年1回、春頃に行われていて、
その合格率は毎年50~60%台で推移しています。

 

②コミュニケーション力が必要だから

臨床現場では、身につけた多彩な専門知識をもとに、患者さんを正しく評価し、適切なリハビリテーションを行うことが求められます。

「言語聴覚士って、コミュニケーション力が必要なんだろうな…」

と想像されるかもしれませんし、もちろん、あったほうが良いとも言えます。
そこに苦手意識を持っている人には、「大変な仕事」だと感じられると思います。

しかし、それよりも大事なことがあるんです。
それは、患者さんの思いを読み取ろうとする感性です。

 

 

自分のコミュニケーション力を過信せず、一人ひとりにしっかり向き合おうとする姿勢こそ、言語聴覚士に求められる素養だとわたしたちは考えています。

 

【大変だけど、埼玉福祉なら大丈夫!】

言語聴覚士って、大変な仕事なの?という質問には、
「たしかに大変」とお答えしておいた方がいいでしょう。

でも埼玉福祉には、その大変さを乗り越えてもらうためのさまざまな取り組みを行っています。

 

①先生が二人三脚で徹底サポート

埼玉福祉の言語聴覚士科が行っているのは、「ひとりにしない学び」。
先生方は、「言語聴覚士の先輩」として、二人三脚で徹底サポートします。

 

毎回の授業では目標設定を行い、全員が達成するまで指導。授業内で分からないことがあれば、先生がわかるまで個別指導を実施。休み時間や放課後はもちろん、夏休みなどの長期休暇期間中でも、丁寧に対応します。

 

日常的に国家試験対策ができる

 

定期テストは、国家試験を意識した内容のものを用意しています。
また、1年次から定期的に模擬試験を実施。3年次では月に1回のペースで行い、学びの理解度や達成度を確認しながら、さらに広く・深く学んでいくことができます。

 

問題の内容を理解するのはもちろん、試験の解き方の指導も行っています。

 

③臨床現場を見据えた学びがある

埼玉福祉には、「介護福祉士科」「保育士科」などの学科もあります。

言語聴覚士として活躍できるさまざまな現場を見据えて、他学科でめざせる「多職種の視点」を取り入れた科目を用意。より多くの人に寄り添える支援方法を身につけることができます。

 

また、会話訓練や嚥下訓練、手話など、現場で求められるスキルを修得できる授業や実習も多数用意しています。

 

さらに、言葉にハンディのある子どもや、病気で話が上手くできなくなった成人に対する支援を、学生自ら考え、当事者と交流する「ことばの教室」を不定期で開催しています。先生や先輩からアドバイスをもらいながら、さまざまな症例に対する訓練をチームで進めるため、利用者一人ひとりに合わせた対応方法を実践的に見につけることができます。

 

先生方からは、社会人として必要な礼儀や作法を日常的に指導してもらえるので、患者さんはもちろん、上司や先輩、同僚の方々に対して失礼のないコミュニケーション方法をしっかり見つけられます。

 

④たくさんの人に出逢える環境がある

学内では、同じ志を持つクラスメイトたちと、協力しあいながら学びに取り組むことができます。わからないことがあれば、お互いに支えあえる雰囲気があります。

 

先述の「他学科の学び」や「ことばの教室」では、たくさんの子どもたちや高齢者の方々と関わることもできるので、目の前の人に寄り添う姿勢を身につけやすい環境です。

 

【おわりに】

いかがでしたでしょうか。

言語聴覚士は、たしかに「大変」な仕事です。

しかし一方で、ひとりの患者さんに長く関われるという、大きなやりがいを感じられる職種でもあります。

 

「誰かを支えたい!」というあなたの想いを、武器にできる仕事だとわたしたちは考えています。

 

「ひとりにしない学び」のもと、言語聴覚士をめざしてみませんか?

 

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