高齢者施設で働く卒業生のリアルボイス

福祉の仕事って実際どう?長く続けられる?
卒業生2人にホンネを聞いてみました!

卒業生プロフィール
  • I.Rさん(左側)

    2010年社会福祉士科卒。学生時代の実習が縁となり高齢者総合福祉施設 敬寿園に就職。
    3歳の子どものママ。

  • H.Nさん(右側)

    1996年介護福祉士科卒(1期生)。高齢者総合福祉施設 敬寿園に就職後、10年働いたのち結婚・出産を経て、同施設内のデイサービスに異動。3人の子どものママ。

福祉の仕事って
「大変よりも楽しい方が多い」
って思うんです。

アットホームな埼玉福祉で
福祉に対する気持ちを育んだ

  • 私はおじいちゃんおばあちゃん子で、お年寄りの方と関わる仕事がしたいと思って埼玉福祉保育医療製菓調理専門学校に入学しました。Hさんはどうですか?
  • もともと美容に興味があったんだけど、高校生の時にボランティアを経験して、お年寄りをきれいにする仕事がしたい!って思ったの。今でこそ美容福祉の分野があるけど、当時はなくて。埼玉福祉に相談に行ったら「介護なら色々なことができるよ!」と言ってもらえて、求められ続ける仕事だという点でもやってみようと思ったんだよね。
  • 驚いたのが、最初の登校日に先生がクラス全員の名前を知っていたこと!とても嬉しかったし、アットホームな学校だなあって、学生生活がさらに楽しみになったことを覚えています。
  • アットホームさは私が学んでいた時からなので、学校の特色だよね。私が覚えているのは、先生が学生の中身をしっかり見てくれていたこと。10代20代ってオシャレもしたい年頃だからどうしても髪を染めたり個性的なファッションをしちゃっていたんだけど、「福祉に対する気持ちが育っているのなら、外見は二の次でいい」と言ってくれた先生がいて。学生をありのままに認めてくれたことが本当に嬉しかったし、今でもその先生のことは恩師だと思っています。

やさしい人が多いから子
育てへの理解も高い

  • 今の職場は離職率が低いから、ベテランのスタッフや子育て中のパパ・ママも多く働いています。私は小5、小2、3歳の子どもがいて、Iさんも3歳児を育児中だよね。
  • 子どもを産むと続けられないかもって悩んだこともあったけど、この職場はみなさんが優しくて、子どもが発熱したというときもフォローしてくださるんです。朝起きて、ご飯を作って、子どもを起こして、食べさせて、着替えて、送迎して…。もちろん大変だけど、仕事もやりがいがあるし、ママの時間も大切。周りの人と力を合わせてオンオフをうまく切り替えることが自分らしさの秘訣かも。
  • 先輩に言われたことが「子育ては一時で、いずれ手が離れる。今はできる限りでいいから、その時にバリバリ働いてね!」ということ。人生の中でいろいろな転機があっても、自分次第でヨガやフラダンス、マンガでもなんでも、自分の好きなものや個性を活かせる場所だよね。

「大変」じゃなく「楽しい」!
趣味も仕事に活かされる!

  • 福祉の仕事をしているとよく「大変でしょ」って言われるんですけど、「大変よりも楽しい方が多いんだけどな」って思うんですよね。高齢者と話している時間などは楽しいですし、笑顔を見るとやりがいも感じます。私、チアダンスの経験があるんですけど、イベントやレクリエーションにも活かせるんですよ。
  • そうそう。福祉と一言で言っても仕事の幅が広く、自分らしさを発揮しながら活躍できると思います。運動が得意な人は介護予防でマシントレーニングやストレッチを教えたり、美容が好きな人は利用者の方にメイクをしてあげると喜ばれる!ヨガやフラダンス、マンガでもなんでも、自分の好きなものや個性を活かせる場所だよね。
この仕事に向いているのは真面目すぎない人
  • 福祉の現場20年のHさんから見て、この仕事に向いている人ってどんな人ですか?
  • 真面目すぎない人(笑)。困っている人に何かしてあげたい、役立つことができるというのがこの仕事のやりがいでもあるんだけど、真面目すぎると「あれもこれもしてあげたい」という気持ちがオーバーワークに繋がってしまうこともある。「今日やらなくていいことは明日やろう!」「自分だけじゃなくみんなで協力しよう!」と割り切れる人じゃないと、精神的にも肉体的にも辛くなっちゃう。もちろん、ゆっくり向き合って寄り添える人も、元気印!みたいな人も向いているし。
  • 確かに、この仕事は答えもないし終わりがないので、どこかでうまく区切りをつけたり、割り切って仕事をすることがコツかもしれないですね。
  • 介護サービスの中で自分たちができることも限られているので、色々な職種の人と協力して自分だけで抱え込まないことも大切かな。本当はなんでもやってあげたいんだけどね。
  • わかります。「仕事がいっぱいあって精神的にも肉体的にも毎日ヘトヘト…」という大変さじゃなく、「よりよくなるにはどうしたらいいだろう?」というポジティブな大変さだから、やりがいがあるんですよね。
  • そうだね。Iさんは今後の目標は何かある?私はこの仕事が大好きだから、これから先も家庭を両立させながら、長く現場で働き続けたいと思ってる。
  • 私は、資格を取ってキャリアアップすること!これまでの経験を活かして、専門性を磨きたいですね。
  • 卒業生からのメッセージ

    2007年介護福祉士科卒

    利用者の方が身体を動かすことで笑顔になっているのを見ると、とてもやりがいを感じます。学生時代の友人は今もよき相談相手で、お互いを高め合うことができる大切な仲間です!

  • 先生からのメッセージ

    介護福祉士科 馬場先生

    介護の仕事は、様々な人と関わる中で「自分が成長できる仕事」です。利用者の方やご家族によって求めるものも違い、要望に合わせて行動することが自分の成長に繋がっています。

全員、敬寿園で働く卒業生です!

高齢者総合福祉施設 敬寿園 (さいたま市)

  • 敬寿園
  • 笑顔が戻るライフスタイルの創造を目標に、従来型多床室が中心の特別養護老人ホームをはじめ、様々な在宅介護サービスを提供している施設です。

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