実習を振り返って
2月に介護老人保健施設で実習をさせて頂きました。
コミュニケーションがメインの第1次実習とは変わって、第2次実習では身体介護に携わることが多くありました。
介助をしていく中で、全てが教科書通りの手順ではなく、ご利用者様の状態や状況、安全面を考慮しての介助方法があるということを学びました。
介助の際、ご利用者様から「ありがとう」や「頑張ってね」などの言葉をかけて頂くことが多くあり、その言葉とご利用者様の笑顔に心強さと元気を貰いました。
まだまだ改善しなくてはいけない部分が多くあるので、今回の実習で学んだ技術面を更に磨き臨機応変な介助が行えるように、自分に合った介助方法を身につけ自信を持ってご利用者様を支援していけるようになりたいです。
実習での取り組み
わたしは脳トレ(計算問題、花の漢字の読みとり、全国の苗字多いランキング10位)と塗り絵を用意し、実践しました。
私がアセスメントしたご利用者様は、レクやイベントに対して「めんどくさい」「まあまあやってる」と意欲的ではありませんでした。
基本的に1日をテレビ見て過ごしている方だったのでで、10分でも20分でも、楽しみながら行えるレクはないかな?と考えました。
アセスメントを進める中で、花の園芸を昔からしていて花が好きということを知ることが出来たので、「花の漢字の読み」や、コミュニケーションを図ることが好きで「一緒にやるものだったらやりたい。」と言っていただけたので、協力しながら解ける問題や全国の苗字多いランキング10などを作成しました。
塗り絵は協力して完成し、形として残すことで達成感を味わって頂けるのではないかと考えました。
利用者の方も、最初のうちは「今日もやるの?」とおっしゃていたのですが、日が経つにつれ、「よし、やるか」や「何時からやる?」とご利用者様から声をかけて頂くことが増えました。
毎日短時間でもこのようなレクをする時間を作り、継続していくことで意欲的になり、その方にとって楽しめる時間が増えるといいなという気持ちで作成しました。
この1年を振り返って
日常生活で困っている方に対して進んで声をかけられるようになりました。
座学で学んだ知識や、実際に現場でご高齢の方と関わることで、私生活でどのようなことに困っているのかを知ることにつながり、
場面に合わせた声のかけ方、助け方などを身につけることが出来たと思います。
「ありがとう」の言葉と安心した表情は勇気をだして声をかけてよかったなと思い、自信に繋がっています。