多様性の容認に向けて:スクーリング風景より

すでにご案内のとおり、本校保育士科とこども福祉科Ⅱ部では、本校の学習に加えて近畿大学九州短期大学の通信教育部に在籍することで、幼稚園教諭の免許取得を実施しております。その九州短期大学のスクーリング授業を本校で実施しております。

すでに以前のこととなってしまいましたが、去る10月5日(土)・6日(日)の2日間、本校第2校舎でスクーリングが行われました。この日は「障害児保育」をテーマに、一昨年度まで本校におり、現在系列校の東京福祉専門学校に在職している 堀 延之 先生が講師として実施されました。

授業では、障害の理解とともに障害のある子どもたちへの対応他の子どもたちとの関わり保護者の対応等がテーマでした。

6日の授業では、車椅子を利用する子どもの幼稚園への受け入れに際し、他の子どもたちやその保護者への理解啓発をテーマにグループワークが行われました。

最後にはその成果として、各グループが子どもたちへの語り掛けや保護者への理解を図るプレゼンテーションを行いました。それぞれ、車椅子の意味や関わるときの注意、中には車椅子体験を予告する説明が行われました。栗椅子を特別視するのではなく、みんなと一緒に行動し、遊ぶことに意味が語られておりました。

 

なお、上記右の画像は、系列校の東京福祉専門学校の学生の発表です。それぞれに大宮に来たのは初めてといっておりました。

まとめとして、保育士や幼稚園教諭をめざす者にとっての障害児保育の意味、いろいろな特性のある人が一緒に社会を構成することが「普通」であることについての講義が行われました。

 

また、障害という特性の捉え方や幼児教育で必要なこと、そのための保育士や幼稚園教諭の大切な意識等が語られました。

これらは、現在推進されている「インクルーシブ教育」において必要な資質となります。

 

特に「差別や偏見はオトナたちから受け継いでしまうもの」、幼児教育は「差別や偏見の連鎖を断ち切るチャンス」の言葉が印象的でした、

今回のスクーリングでは、友だちのそれぞれの違いについての子どもたちが意識できることともに、保育士や幼稚園教諭自らが「多様性」を「豊かさ」と捉えることの重要性が示されました。

多様性を認め合える社会の構築に向けて、本校で学ぶ学生たちには、それぞれの職種の中で大きな役割を担うことについて、改めて認識させていただきました。

堀先生。ありがとうございました。

末尾となりますが、このたびの台風19号で犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災なされた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

この記事を書いた先生

青木 猛正校長先生

皆さんは「人の役に立つ」という夢を持っていますね。その夢を埼玉福祉・保育専門学校で実現させましょう。