言語聴覚士の適性について

こんにちは。言語聴覚士科の室田です。
今回はどんな方が言語聴覚士に向いているのか?についてお話します。

 

①人の役に立ちたい方
言語障がいをお持ちの方は、病気やケガで突然言葉が話せなくなってしまい、相当な絶望感やストレスを抱えています。また、言葉や発達に遅れのあるお子さんのご両親は、今後について困惑されていたり落ち込んでいることがあります。それらを受け止め、障がいのある方々のお役に立ちたい気持ちが大切です。

 

②相手の立場や気持ちを理解できる方
言語聴覚士は、言葉だけでは上手く伝えられない方々を支援していきます。相手のこれまでのご職業や性格、生き方などを踏まえ、どんなことを言いたいのか想像していける力が必要になります。

 

③コミュニケーションが好きな方
言語聴覚士は言語障がいをお持ちの方から言葉を引き出していきます。自分からお話することが好きなだけでなく、人のお話を聞くことが好きな方が向いているでしょう。子どもや高齢者との関わりを楽しめることや、関連する多職種と協調してコミュニケーションができることも大切になります。

 

④新しい知識や情報をキャッチできる方
医学やリハビリの分野は、日々研究が進み新しい知識が生み出されていたり、新たなネットワーク作りが進められています。また、医療保険や介護保険や児童福祉に関する法律も数年毎に改定され、それに合わせた対応が求められていきます。
新しい知識や情報をキャッチし続けられる方は適性があるといえるでしょう。

 

⑤根気のある方
言語障がいは数ヶ月・数年単位で長期的に改善してくることが多いので、長期的な支援が求められます。少しずつ良くなっていくということは、ご本人様やご家族様の生きる希望になります。つまり、希望を与え続けられる仕事です。
ご本人に合った方法や教材を工夫し、やる気を引き出しながら、根気強く支援していく力が必要になります。

言語聴覚士科の学科紹介はこちらから

 

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