1年生も入学して2週間。日常的な生活の中で、専門的な授業も始まっています。
保育士科では、「こどもの日パーティー」と題して、2年生と1年生の合同授業が行われました。4~5歳児を想定した様々な企画を工夫しました。
2年生は、各班ごとにお友だちも楽しめる手遊びやゲームなど、趣向を凝らした出し物が行われました。
ちょっとした工夫で、誰もがひきつけられる楽しい出し物となりました。最後は1年生も2年生も一緒になって、「ジャンケン列車」が伸びていき、ついに1つの大きな輪となりました。
1年生は、手作りのこいのぼりを披露。身近な材料を使って、こちらも趣向が凝らされていました。制作の様子は、ブログ「もうすぐこどもの日!」をご覧ください。
今回の披露では、こいのぼり作りに際しての保育者の配慮事項や注意事項などのプレゼンテーションも行われました。入学2週間で、抑えるべきことをしっかりと抑えているのが印象的です。
最後は、2年生が手作りお菓子も作ってのおもてなし。1年生にとって、いろいろと先輩から直接学ぶことができた時間となりました。、
続いて、介護福祉士科1年生では、「コミュニケーション技術」の授業で、様々な状況を想定した人との会話について取り組んでいました。
1対1の会話場面でも、距離を近づけたり離れしたり。続いて4人での会話が行われました。
1対1に戻って、一方が腕組みをしたり脚を組んだりした場合。さらに、一方が立ち上がった場合など、いろいろな状況を設定していました。
適切な距離、会話中の姿勢など、お互いが心地よくしっかりとコミュニケーションが取れる状況について、そのつど確認をし合って体験的に学びました。
ピアノ室に足を運ぶと、音楽の授業が行われていました。授業は、保育士科ではなく、介護福祉士科2年生で、「リハビリテーション」の一環としての音楽でした。
誰もがご存知の曲である「しゃぼん玉」や「七つの子」などをテーマに、曲に込められている意味や時代背景、高齢の方々の思いなどを感じながら、一緒に歌いました。
ご高齢の方にとって、昔なじんだ曲を歌ったり聞いたりすることも重要のリハビリテーションとなります。学生たちも今後の職業生活に向けて、その幅も広がってきましたね。
さて、時間は昼休みです。手作りのお弁当も持ってくる学生。近所で昼食を購入した学生。それぞれの昼食を摂りながらの会話も弾むようです。
「今日の授業はどうだった?」「うーん、難しかったけど楽しかった」「このことは大切だね」「しっかり覚えて、使っていけるようになろう!」「さて、午後も頑張りましょう!」
そのような会話が聞こえてくるようです。
このように、毎日の積み重ねが蓄積されていき、そのことが将来に大きな力となって行きます。だからこそ、「今を大切」にして、1つ1つの取り組みを確実にこなしていきましょう。
このように、本校では幅の広い人材の養成を行っております。