第11回 高校生作文コンテスト表彰式

2月23日(土)、さいたま市民会館おおみやにおいて、第11回高校生作文コンテスト実行委員会主催による、「第11回高校生作文コンテスト表彰式」が、共催くださいました関係団体の皆さまを来賓としてお迎えして、実施されました。

 

今回の作文コンテストでは、「誰もが自分らしく生きていける社会をめざして」とテーマを設定しました。「高齢者も子どもたちも、障害のあるなしに関わらず、誰もが自分らしく生きていける社会の実現のために、多くの人々の支え合いによって、すべての人が幸せに暮らせる社会のために考えましょう」を趣旨としました。今回も、全国より860件もの素晴らしい作文の応募がありました。

今回応募していただいた作文では、「自分自身のことや家族を振り返り、これからの社会でどう自分らしく生きて行くかご高齢の方が自分らしく行き続けるために必要な関わりのか障害のある方が自分の生き方を見つけられるための周りの人の理解」「マイノリティと言われる人が自分らしさを遠慮なく表現できるために周りの人たちがしっかりと認めることの必要性」などについて、一人一人の経験などから、たくさんの思いが詰まった作品となっておりました。

  

その中で、最優秀賞は雙葉高等学校の横内さん優秀賞は、春日部女子高等学校の藤野さん、川崎高等学校の前川さん、誠和福祉高等学校の藤田さんが選ばれました。

その他、共催の埼玉県社会福祉協議会会長賞埼玉県発達障害者協会会長賞埼玉新聞社賞など、合計14名の高校生が受賞しました。

 

受賞後、それぞれご本人による朗読が行われ、聴く人の心に染み入り、思わず涙を誘うものとなりました。

 

各賞の表彰を終えた後、ご来賓にも皆さまからお言葉をいただきました。それぞれに「感動しました」「これかの社会も安心です」「自分らしく生きていただきたい」など、今回受賞なさった高校生の思いがしっかりと通じておりました。

 

「自分らしく」とは、「自分勝手」とは異なります。「自分らしく」とは自分の良さを生かしながら、社会の中で一定の役割を担うことです。この社会は多様な方々によって形成されており、誰もが自分らしく生きていく権利を有するとともに、私たちには誰もが自分らしく生きていける社会を作る義務があります。

私たちもかつては乳幼児で、いろいろな方に育てていただいて成長してきました。その私たちもいずれ年齢を増し高齢者と言われるようになり、多くの方の支えが必要となります。また、いつ行動面や認識面、精神面などが影響により、社会生活を営む上で様々な困難が生じ、多くの方に支援をしていただくようになるかも知れません。さらに、私たち自身にもマイノリティーな部分があり、そこから生きにくさが生じているかも知れません。

今回ご応募いただいた作文では、自分も含めたすべてに人が自分らしく生きていくために、今必要なこと、自分にできること、みんなで心がけなければならないことなどが表現されており、これからの社会への希望が感じられるものになっておりました。

この記事を書いた先生