12月5日の相談援助演習は、「こころMojiアーティスト」として活躍されている浦上秀樹さんをゲストスピーカーとしてお招きしました。
浦上さんは難病による中途障がい者で、健常者から障がい者になった葛藤や今の生活についてなど、障がい者としてのご自身のお話しをしていただき、障がい当事者としての生活や使っている福祉制度など貴重なお話しを聴かせていただきました。
また今、アーティストとして活動されているこころMojiの実演(筆を口でくわえて書いている方が浦上さん)もしてくださいました。
浦上さんの作品の一部を紹介します。
*是非こちらもどうぞ 浦上秀樹さん公式HP http://kokoromoji.com
『風』~ゆめにむかって~ (当日制作くださった作品)
目標や夢を成し遂げる過程には 向かい風や追い風があらわれるが、どちらも自分を成長させるには必要なもの。
いちばん大切なことは、夢を抱いた「きっかけ」という風。その風をしっかり背中の帆で受け止め、前に進む勇気を持つこと。
『感謝』~すべてのであいといのちのすばらしさ~
「命」を「運ぶ」と書いて「運命」。
思ったとおりに事が運んだのがそもそもの不幸のはじまりだったということもあれば、 起こってほしくないと思っていたことが、実は自分の人生にとって一番必要な経験だったということもあります。
そう考えると経験というのはすべてが財産だということです。出会いによって積みかさねられた経験に感謝をして生きていく。それが「命を運ぶ」ということなのかもしれません。
この出会いと作品にこめられた浦上さんの想いが、将来ソーシャルワーカーとして地域で貢献する学生達の糧となることを願って...