こんにちは!キャリアセンターの村田です
就職相談の中で、就職学生やオープンキャンパスにお越し頂いた高校生の皆様が介護福祉士の給料について誤解しているように感じています。
介護のお仕事は薄給?これが、今では実はとても良い待遇なんです!
あえてキャリアセンターの立場だからこそ、本当は知りたい、働くようになってからの収入について取り上げます。
そのキーワードとなるのが、『処遇改善手当』です☆
その名の通り、介護職員の賃金を改善し、雇用の安定化を図ることを目的とした制度です。
ただし、この制度のポイントは手当の支給方法・時期・金額は事業所の裁量に任されているという点です。
それにより色々なパターンがあります。
種類としては基本給に反映、賞与に反映、月給の手当として反映など。
これが、どうにもわかりにくく一見、月給では同等でも年収にしたら大きく差が出てしまうということもあります。そこで、今年度より、当校の求人票には処遇改善手当の支給方法、賞与実績、2年目の想定年収を明記して頂く欄を設けました。
処遇改善手当について、記載頂いているところでは、月給手当支給に加えて賞与とは別に一時金を支給しているところが多くありました。
中にはそれが年に2回、賞与とあわせたら年4回、月給とは別にボーナスがあるところまである程です。
そこで驚くべきは年収(2年目)です。
当校の求人票から見るとその平均は350万円。
最高が405万円で最低が290万円でした。(いずれも夜勤含む)
一般業種と比較するとどうでしょう。平均年収は単純には導けませんが、内閣府の統計による全業種平均初任給+平均賞与から算出すると下記です。
(大卒・平成29年度)
20万6100円×12ヶ月+45万2200円=292万5400円
給与だけで就職先を考えるということはありませんが、奨学金を利用していたり、将来家庭を養っていくキャリアプランを考えていく中での検討要因であることには違いありません。。
就職学年の皆さん、どうぞ求人票のこともキャリアセンターにお尋ねください。わからないことは、採用ご担当者様に確認致します。
介護福祉士のお仕事はたくさんの笑顔に囲まれて、人を想い、ご自身も温かい家庭を築いていける素敵な仕事です☆一緒に将来のことを考えていきましょう。