本校の入学選考に際しては、やる気と適性により自らを推薦する「AO入試」、高等学校長の推薦による「学校推薦入試」、そして「一般入試」と3通りあります。さらにAO入試出願者・学校推薦入試出願者を対象に、介護福祉士科と保育士科では「実技特待生試験」、全学科出願者を対象に、小論文による「筆記特待生試験」を行っております。特待生は、授業料の全額または一部を免除させていただきます。その中で、本校では「実技特待生試験」に際しまして、事前に講習会を開催しております。
6月17日(日)は、今年度7回目の「実技特待生講習会」を実施いたしました。
オープンキャンパスを午後に控えた午前10時に希望者が本校に集合し、講習会がスタートしました。
介護福祉士科では「ベッドメイキング」の実技を行います。初めての人はまず説明を受けてから実際の作業に。すでに経験している方は早速実技に取り組みます。
何よりも清潔が第一。シーツをきれいに伸ばし、皺のないようにベッドにシーツを敷き詰めます。さらに起床後は、シーツをきれいに畳むことはもちろん、その次に使いやすいようにきれいにまとめます。これらのことも、介護福祉士として必要なスキルとなります。本校の学生の指導を受けながら、みんな一生懸命に取り組んでおりました。
この技術は入学後も校内実習で取り組みます。もちろん、高校生にとっては難しい作業でも、本校の学生はさらに手際よく行っています。すなわち実技特待生を希望する高校生は、一歩進んだ取り組みができますよ!(画像は介護福祉士科「生活支援技術」の授業の様子)
一方保育士科の実技特待生試験では、ピアノか歌で挑戦していただきます。これは、保育士としてなくてはならない技術であることは、おわかりのことと思います。もちろん、楽譜を正しく表現することは必要ですが、20名程度の園児がいる前での演奏や歌唱を想定しています。そのために求めていることは、表現方法とともに、演奏や歌う際の表情が重要」となります。個別に指導を受けながら、レッスンが行われます。
オープンキャンパスや体験授業などでもピアノ体験やピアノレッスンを行っています。そのピアノレッスン参加1回につき「ポイントシール」を1枚貼付しております。ポイントがたまったら。。。 お楽しみに!
ピアノは、保育士や幼稚園教諭に大切なスキルです。在校生もピアノの授業が多数あり、入学前はあまり弾けなかった学生たちも、いつしか表情豊かに、子どもたちを引きつけられるようなピアノの演奏ができるようになっています。(画像は保育士科「音楽」の授業の様子)
この日は、社会福祉士養成科についての相談に見えた方もいらっしゃいました。社会福祉士養成科の修業年限は1年で、大学を卒業(見込み)の方、短大等を卒業後実務経験のある方等が対象となります。
この日は実務経験のある方がお越しになり、その経験を踏まえた相談をなさっておりました。
ご承知のとおり本校は、介護福祉士・保育士・社会福祉士という専門職を担う人材の育成を使命としております。もちろん、入学希望者は高校生が多く、その職業に関しての十分な知識や経験は持ち得ていないのは当然です。
しかし、将来の職業としての希望を持ち、それを達成しようとする意欲を持っているならば、本校の学習の中で多くのことを学び取り、将来に向けた高度で実践的な技術が必ず身につきます。
介護福祉士・保育士・社会福祉士として、自分を高め、人の役に立ちたいと考えている皆さま。ぜひ本校を訪ねてください。本校には、あなたの夢に続く道があり、あなたの夢に実現を全力で応援するスタッフと施設が待っております。
なお、次回の「実技特待生講習会」は、7月8日(日)に実施いたします。