今回は、学生ではなく職員の活動をご報告させていただきます。
職員は、「研修」という名ももとに、学生が行っている授業と同様の取り組みを行っております。普段はご覧になられることが少ないでしょうが、今回取り上げさせていただきます。
本校は、「実学教育」「人間教育」「国際教育」を教育理念とし、「職業教育をとおして社会に貢献する学校」であることに変わりはありません。
しかし、「文明的な変化」「世界の枠組みの変化」「日本社会の変化」「科学技術の変化」などの環境の変化の中で、学校も時代に応じた変化を遂げていかなければなりません。これは、まさに教育に求められる「不易と流行」そのものとなります。
そのために基本的な方針をもとに、この日は1年間の各学科の取り組みを総括し、来る平成30年度の方針を検討・共有する場として位置づけました。
学科ごとにグループワークを行い、目標を明確にしていきました。その中で、今後の学生の育成方針について、検討を行いました。
各学科の検討事項を全体の場で発表を行います。この一連の流れは、現在注目されている「アクティブ・ラーニング」そのものとなります。
それぞれの発表が行われましたが、共通する視点は「学生満足度のアップ」「時代の変化の中で関係業界が求める人材の育成」「学生一人一人の特性の理解」などとなっております。
時代の中で、専門学校を取り巻く状況も変化をしております。しかし、その変化の中でも「学生・保護者から信頼」「高等学校からの信頼」「関係業界からの信頼」「地域からの信頼」を得られるよう、引き続き「専門教育」「キャリア教育」などの職業人教育をとおして、「グローバル人材の育成」に取り組む所存です。
今後も、埼玉福祉・保育専門学校をよろしくお願い申し上げます。
さて、今年度もまだまだ大きな取り組みが残っております。来る3月16日(金)、両国国技館で関係15校合同の卒業式が挙行されます。この卒業式では卒業ソングとして、スピッツの大ヒット曲「空も飛べるはず」(詞・曲 草野正宗)が歌われることとなっております。
♪君と出会った奇跡が この胸にあふれてる きっと今は 自由に 空も飛べるはず♪
本校で出会った学生たちも、この卒業式を経て、それぞれの職業社会の新たな人材として、大空に飛び立っていくこととなります。