毎年恒例となっております、大宮区仲町1~3丁目の「しろがね くらぶ 敬老会」が、天気に恵まれた9月10日(日)、仲町川鍋ビル8階の大会議室で行われました。本校は、今年も地域の一員として参加させていただきました。
会場には、約60名のお年寄りの皆さまが参加なさいました。開式行事、講演が終わり、いよいよ本校最初の出番です。
これも恒例となっている、子ども会のお友だちと本校こども福祉科の学生たちによるオペレッタ「白雪姫」です。
白雪姫が7人の小人たちと楽しく暮らしているところに現れた、魔法使い。「りんごをお食べ」に誘われて、りんごを一口。白雪姫の意識がふう~と遠のいていきました。
でも大丈夫。王子様が現れて、白雪姫も生き返りました。
そのお礼でも込めて、子ども会のお友だちからおじいちゃん、おばあちゃんに手作りのメッセージカードを手渡し、無事にオペレッタも終えました。
時間はお昼。本校の系列校である「埼玉ベルエポック製菓調理専門学校」が、お昼のデザートとして「ザクロ」をふんだんに使ったババロアを用意させていただきました。
お年寄り一人ひとりに手渡して、楽しいお昼です。ついでに、9月13日に行われる学内店舗実習「ビストロベル」のご案内もさせていただきました。
皆さまは、ザクロに大変興味を持っていただけたようで、「おいしい」のお言葉を頂戴しながら召し上がっていただきました。
さあ、午後の部。こちらも恒例となっています、本校のサークル「SCWクワイヤー」によるゴスペルのご披露。
まずは、定番曲の「ひまわり」。手話を交えて、楽しいハーモニーを聴いていただきました。
続いて、皆さんがご存知の往年の大ヒット曲「上を向いて歩こう」。歌詞をリードさせていただき、皆さまも懐かしそうに歌っておりました。
最後は、誰もがノリノリになる「We Shall Over Come」。原曲をご存知の方もいらっしゃいましたが、今回はゴスペル風にアレンジされて、身振り手振りを交えての歌です。思わず一緒に手を上げ、一緒に手振りをしてながら、楽しんでいただきました。
最後は、ご参加なさった皆さまと、参加者全員による「ふるさと」の大合唱でお開きとなりました。
今、私たちが安心して暮らしていられるのも、今日まで一生懸命働き、またいろいろなことを楽しんでこられた、皆さまのおかげです。今日は、子どもたちと若い学生たちが、感謝の気持ちで取り組ませていただきました。いかがだったでしょうか?
しかし、子どもたちや学生はもちろん、私たちも不十分なことだらけ、お年寄りの皆さまには、まだまだ教えていただかなければならないことばかりです。
これからもぜひ長生きしていただいて、いろいろな場面で私たちを導いていただければと存じます。
このように、本校は地域の皆さまと一緒になって、地域の街づくりや地域に必要な人材の育成を行っております。
本校には、3つの教育理念とともに、「4つの信頼」を目指しております。すなわち、「学生」「業界」「高校」そして「地域」の信頼です。
敬老会が終わった翌日以降、町で出会う自治会の皆様から「敬老会では、皆さん心から楽しんでおられましたよ」のお言葉をいただきました。
本校は、今後も3つの教育理念と4つの信頼を目指しながら、教育活動及び人材育成を行ってまいります。