こんにちは,社会福祉士養成科の金子です。
先日,「福祉行財政と福祉計画」の授業の中で,「防災計画をつくる」というグループワークを実施しました。
最近では,大規模な自然災害などに対応する「災害ソーシャルワーク」という分野も注目を浴びています。
社会福祉士養成科のみなさんも,卒業後は直接的にも間接的にもかかわる重要なテーマです。
まずは,みんなで意見を出し合います。
いろいろな意見が出てくるものですね。
それをみんなで,同じ内容と思われるグループに分けていきます。
みなさん,真剣そのものです。
完成です!
充実感&達成感を感じます。
最後は,各グループの代表者が発表です。
こちらのチームのタイトルは,『高齢者施設の台風に対するタイムライン』
利用者の方の避難だけでなく,施設として受け入れるには?といった視点も加えられていました。
こちらは,『災害発生時の職員の体制』というテーマでした。
大・中・小グループに分け,非常に整理されていました。
『人命最優先プラン』
中央に「志」という言葉を据えています。
人命最優先という,シンプルかつ明確なプランです。
こちらは,『防災虎ノ巻』
「災害発生」のあとが,「サバイバル過程」となっているのが印象的です。
災害が去ってすぐ,普段の生活に戻れるわけではありませんから大切な視点ですね。
『OKTHU事務所』の取組について発表してくださったグループ。
OKTHUは,グループメンバーの頭文字。OKTHU市という仮想の市での取組について発表してくれました。
最後のグループは,『グループホームの防災』について。
高齢者施設において,少ない人員で利用者の方を安全をいかに確保するかという視点で発表をしてくれました。
短い時間で,意見をまとめ発表するのはとても難しかったと思いますが,『災害・防災』をみんなで考える非常にいい機会となりました。
9月に入りましたが,社会福祉士養成科は今日も元気です。