病院でのオープンキャンパスで、先生方と学生が一緒に撮影した記念写真です。
8月10日に苑田会ニューロリハビリテーション病院にて出張オープンキャンパスを実施しました。当日は、病院で活躍されている言語聴覚士の先生方から、言語聴覚士の仕事内容や役割について直接お話をうかがうことができました。言語聴覚士が担う領域は、発声や発語のリハビリだけでなく、嚥下機能やコミュニケーション支援など多岐にわたり、参加者にとって具体的なイメージを描く貴重な機会となりました。
また、本校からも教員と学生プレス(オープンキャンパスに携わっている在校生スタッフ)が登壇し、学校生活や学びの特色について紹介を行いました。現役の学生が自らの経験を語ることで、参加者は入学後の学びをより身近に感じることができたようです。
病院見学では、実際にリハビリを行っている場面を見学させていただきました。食事に関する嚥下訓練や、失語症の方を対象とした言語訓練の様子を間近で見ることができ、教科書だけでは分からない臨場感を体感しました。リハビリを受ける方々と真摯に向き合う言語聴覚士の姿勢から、多くの学びと刺激を得ることができました。
さらにプログラムの最後には個別面談の時間が設けられ、参加者と教職員、学生がじっくりと対話する場が持たれました。進路の悩みや学校生活への疑問など、率直な声を交換することができ、参加者にとっても安心感や新たな気づきにつながった様子でした。
今回の出張オープンキャンパスは、言語聴覚士という職業の魅力とやりがいを肌で感じられる大変有意義な一日となりました。
参加者さんと個別面談をしている様子です
病院見学で失語症の患者さんのリハビリを見せていただいた時の様子です