現場体験プログラム【販売実習】

埼玉福祉保育医療製菓調理専門学校の調理師科では現場体験プログラム[販売実習]を行っています。
今回は6月30日(水)・7月7日(水)に実施した調理師科2年生のビストロベルの販売までの様子を振り返りたいと思います。

 

販売実習の目的は、
地域の方や保護者の方へ学生の“今”を知ってもらい評価していただくこと。
そして、学生自身が対価をもらって仕事をし、それにはリスクと責任が伴うということを理解することです。

当日は学生みんなの頑張りもあり、お客様も楽しみにしてくださっていて、無事に完売することが出来ました。
ご来店いただいた皆様、ありがとうございました。

今回の販売実習の計画はゴールデンウィークから始まりました。
まずは学生への宿題で「800円でも“売れる、買いたくなるお弁当”」を一人ひとりが考えます。
その後試作をし、パワーポイント(発表資料)にまとめクラスの前でプレゼンテーション。
その中から投票しあって販売するお弁当は決まりました。

中にはこっちのお弁当の方が売れるんじゃないかな?というお弁当も…。

作りたいお弁当、売りたいお弁当の班に分かれて、原価計算、発注、試作、ポスター制作、マーケティングなど、学生たちが様々な案を出しながら“自ら考える力”も養っていきました。

試作から当日に向けての準備では、学生たちの意見が分かれぶつかり合うシーンもありましたが、お互いがより良くしようとしているので悪くありません。
むしろぶつかりあうことで新しいアイディアが生まれたり、それを“解決する力”が養われました。

緊張の当日…。
売れるかな?雨降らないかな?喜んでもらえるかな?と様々な思いが交差してる中、先生からの言葉で気合を入れなおし、班のリーダー、クラスの店長、副店長を中心に販売時間11時30分を目指します。

時間になり緊張の初めての販売実習が始まりました。

オープン前からたくさんのお客様にお並びいただき、あっというまの完売でした。
学生たちも、「もう終わり?え?はやい!!」と喜びと驚きの表情でした。

予想を上回る大盛況で皆様にご迷惑おかけしましたが、そのお陰でコロナ禍の中、就職活動をしていて不安が多い学生たちも、こうしたらお客様も来てくれるんだ!このお弁当だとここがダメだ!喜んでもらえた!と成長するきっかけをたくさん頂けました。

ご来店いただいた皆様、本当にありがとうございました。
またのお越しお待ちしております。

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