卒業式を挙行いたしました

本校は、毎年学園グループ15校の「合同卒業式」を挙行しております。しかし、おりからの新型コロナウイルス感染防止の観点から、今年度は学校単位で実施することとなりました。

3月19日(金)。暖かな日差しにもと、本校は、ここ大宮の地で卒業式を挙行いたしました。

 

各学科ごと、さらに人数を絞って5学科計7回。それぞれ時間短縮を図りながら、安全面に配慮した卒業式を挙行しました。

会場となる校舎内は、保育士科の卒業生の皆さんによる手作りの装飾を施していただき、旅立ちを祝す雰囲気が盛り上がりました。

 

 

本校での学びが完結し、明日から自らが選んだ新たな道に歩み出す卒業生の皆さんは、第2校舎5階のピアノ室に集合。その後3階の会場に移動し、担任からそれぞれに餞の言葉と卒業証書を手渡しました。

 

閉式後は2階に移動し、諸連絡とともに、今このときから新たな立場となる「同窓会」の入会申し込みを行いました。

 

卒業生の皆さんは、ベルエポック製菓調理専門学校が作成したフォトスポットで、記念写真に納まっておりました。

 

さて卒業式に際し学校長式辞として、サニー・ハンセン氏が提唱する人生における役割である「4つのL」のデザインについての言葉を引用して贈りました。ハンセンが提唱する4つのLとは、Labor:仕事」「Learning:学習」「Love:愛」「Leisure:余暇」のことで、これらをキルトのように張り合わせてデザインすることが、人生の役割であると述べていらっしゃいます。

卒業生の皆さんのこれからの職業生活。常にそれぞれが役割を担い、業務を遂行していくLabor」が基本です。しかし、時代の変化に柔軟に対応していくが重要で、そのために「Learning」は常に続きます。また、皆さんは常に人と相対し、人と手を携えてまいります。そこには「Love」が不可欠です。そして、社会生活の円滑な遂行のためにも自分自身の充実が必要であり、Leisure」を忘れてはなりません。

なお今回の卒業式に際し、日頃より本校がお世話になっている、地元大宮区仲町三丁目の自治会の皆さまから、お祝いのお花をいただきました。大変嬉しい限りで、この上ない喜びです。

自治会の皆さま。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

このように規模は小さく簡素な卒業式でしたが、逆に卒業生の皆さん一人一人と向かい合うことができ、心温まる時と場になりました。

卒業生の皆さん。これからは卒業生と言う立場で母校を見つめ続けてください。そして、4つのLが描くキルトのデザインに悩みが生じた際には、いつでも気軽に訪ねてください。

福祉・保育の現場に歩みだす卒業生の皆さんにとって、これからの輝かしいキャリアが構築されることを心よりご祈念申し上げます。

こうして卒業生の皆さんは、自信と信念を胸に旅立って行かれました。

なお、社会福祉士養成科は授業時数の関係があり、別途3月27日(金)に卒業式を挙行いたします。

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