クラス全員の居場所づくり

本日はまじめなお話し。

 

皆さんは家庭で、アルバイト先で、そして学校で、「居場所がない」と感じたことはありますか。

もしくは「ここが最善の居場所だ」と感じながら生活できていますか。

 

8月2日、私は社会福祉士科2年生に
「この教室内でクラス全員の居場所をつくるにはどうしたらいいかな」
「担任だけではクラス運営はできない。皆さんの力が必要だから皆さんにも考えてほしい」
と投げかけました。

このクラスは日頃から
「〇〇さんが今日も休んでいるから心配」
「〇〇くんが来ないから連絡したけれど返信が来ない」
「クラスのことでもっと自分が積極的に動けるように今後考える」
などと、私に伝えに来てくれる学生たちが複数います。

 

こんなにいいクラスであっても、その日の状況や気持ちの動きの変化で「自分の居場所はここではない」と感じてしまうことがあるのが「集団生活」なのです。

 

「こんなにいいクラスでもどうして全員が安心して教室にいられないのだろう」

 

「皆さんが誰かを気にかけている声が、担任である私に届いても本人に届いていないのでは?」

「もっと大きな声を出したほうがいいのかも」

そう伝えてみたところ、

 

 

ホームルームが終った途端に、教室やロビーで定期試験の再試験を受けなければならない学生に他の学生が勉強を教え始めました。

 

確かに日頃から勉強を教え合っているクラスではありますが、「再試験になってしまった」という声が挙がらなければ、それを「助けたい」「サポートしたい」という声も挙がらないわけで…そんなクラスの様子、行動力が私にはとても頼もしく思えました。

 

写真はしぼみ始めてしまっていますが「泰山木(タイサンボク)」の花です。

休日に公園で撮影したものですが、この花言葉を調べたところ、

 

人生の展望が開けている様を表す「前途洋々」

大きく立派で美しい様を表す「壮麗」

でした。

 

学生たちと一緒に過ごしていると、これからの未来をいかようにでも変えられる可能性を秘めた彼らがうらやましくなります。

 

「クラス全員の居場所づくり」

これは良い意味で、長期的な課題として学生と共に取り組みを継続します。

この記事を書いた先生

  • 社会福祉士科
  • 社会福祉士養成科

山﨑 奈穂先生

人の人生に対し責任を伴う社会福祉士。一生勉強できます。