専門職の魅力:社会福祉士

5月11日(土)、各施設園等に勤務している本校の卒業生をお招きして、「OBOG就職相談会」では、通常の求人活動とは別に、それぞれの分野の卒業生に「仕事の魅力」を伝えていただくパネルディスカッションも実施しました。

社会福祉士では、地域包括支援施設勤務の鈴木氏、障害者支援施設勤務の大塚氏、児童相談所勤務の小深田氏、病院勤務の中園氏と、それぞれ異なる職域で相談職を担っていらっしゃる4名の方にご登壇いただきました。

それぞれの業務内容は、地域包括支援施設では「高齢分野の家族支援」、障害者相談支援施設では「手帳の有無に関わらず一人一人の困難さに対する支援」、児童相談所では「虐待や家族関係などに対する子どもたちへの支援」、病院では「社会復帰のための支援」と、それぞれの職域に応じた多様な相談支援をなさっていらっしゃいました。

社会福祉士を選んだ理由は「福祉の専門性として社会福祉士を選び、職業経験の中でも一番楽しい仕事である」「現場の取り組みを県の施策に上げることの意義、児童相談所だからできる支援を考えている」「転職を考え、悩んで養成科に入学した」「自分は病気知らずだったが、逆にそのことからMSWになった」と、特に養成科を卒業なさった方は、新たなキャリアの創出としての選択だったようです。

その社会福祉士となって、「人の人生に関われることが魅力」「当事者との関係作りは難しい」「適度な距離感を保つことが大切」「経験から身につくことが多く、支え合いが大切である」「自分の対応が良かったのか、反省と内省の毎日」など、相談者との関係作りやチームの取り組みについての意見が多かったです。また、社会福祉士になるためには「専門職の方との関係作りのための勉強が必要」「社会福祉士のやりがいを感じる中で、高齢者分野や児童分野などへの異動を考えると良い」など、社会福祉士の多様な役割を感じていらっしゃいました。

最後に学生たちへのアドバイスとして「研修制度の充実が選択基準となる」「就職に向けて、興味の幅を広げると良い」「実習や見学などで、事業所の空気感をつかむこと」「精神的に消耗する仕事であるため、一生懸命の中にも余裕が持てなくては福祉にそぐわない」などの言葉をいただきました。

「OBOG就職相談会」も、卒業生の皆さまの専門性に裏づけされた取り組みとともに、プライドを持って福祉・保育の役割を担っていることが実感できた1日でした。相談会、パネルディスカッションを通して、今まさに専門性の向上に向けた取り組みを行っている学生たちには、多くの刺激と将来の自分の姿を思い描くことができた1日となりました。

なお、介護分野(ブログ「専門職の魅力:介護分野」)、保育分野(ブログ「専門職の魅力:保育分野」)も併せてご覧ください。

この記事を書いた先生

青木 猛正校長先生

皆さんは「人の役に立つ」という夢を持っていますね。その夢を埼玉福祉・保育専門学校で実現させましょう。