グループワークの取り組み

今、学校現場では従来のように「座って教わる学び」から、「主体的・対話的で深い学び」の推進が求められております。

これは、受け身の学習ではなく、一人一人の能動的で協働的な学びの中で、それぞれの知識を深めていくことであり、「アクティブ・ラーニング」に代表される学習形態です。

この日、介護福祉士科2年生の教室では、グループワークを主体とした授業が行われておりました。

 

この授業は、学生たちが設定したテーマに基づいて地域の福祉施設などをフィールドとし、その活動の中で主体的に課題を見出しておりました。さらに、学生同士相互の関わりの中からその改善策を見出し、今後の福祉についての学びの深まりを持たせる取り組みと位置づけております。

 

テーマの設定から実際のフィールドワークの計画、そこで得た知見、そのまとめまで、すべて学生の手で行われております。この日は、それぞれのグループでフィールドワークの成果に対する議論を深め、自分たちなりの成果を探究しておりました。

 

研究の成果をまとめる際には、当然情報機器も活用します。そして、これらの学習の最大の目的となる、それぞれのグループの取り組みの成果の共有の場である「発表会」の準備にも余念がありません。

 

一方毎週金曜日は、こども福祉科・保育士科の学生たちが授業の一環として、地域のお友だちや保護者の皆さまに学校のお越しいただき、保育活動を実践する「エンゼルキッズ」が行われております。

この取り組みは、指導者の指導のもと、学生たちが保育内容等を主体的に計画し、学生同士はもちろん、保護者の皆さまや小さなお友だちとの対話を通して、実際の保育活動への深い学びと位置づいております。

 

そもそも本校のような養成校では、学校における知識の獲得はもちろん、それ以上に実習に代表される現場での関わりや取り組みの中で、これからの福祉に関する創造力を高めることが重要となります。その意味でも、必然的に「主体的・対話的で深い学び」が実践されてきております。

いわば、本校では教育活動の先端的な取り組みが実践されているとの自負があります。

ところで、本校第1校舎入口のカウンターに、「月見だんご」が置いてありました。9月24日の十五夜を控えて、こども福祉科Ⅱ部の3年生か作りました。

施設の利用者の皆さまや、保育園等の子どもたちが季節を味わえるような演出は、介護現場や保育現場では不可欠な技術です。

このような中にも、一人一人の学びの深まりが実感されます。