日本では、カレンダーとは異なって4月1日から3月31日までを年度とする「年度主義」を使用しています。3月末日は、1年間のまとめが行われ、4月1日より新たなスタートが切られます。学校でいえば、年度末は卒業や学年の修了認定があり、新年度は入学や進級があります。
すでに学校長ブログや各学科のブログでも既報のとおり、本校では、入学予定者を対象に「入学前学習」を実施し、高等学校や現在のステージから本校での取り組みに際して、円滑な移行が図られるように取り組んでおります。
3月24日(土)、今年度の最後の「入学前学習」が各学科ごとに行われました。学科によっては、在校生や卒業生も参加して、本校での専門分野の学習や国家試験について、経験を踏まえたお話や質問に答える形式で、行っておりました。
それぞれ共に学ぶ仲間として、アイスブレイクやゲームなどでお互い同士の理解やコミュニケーションを図るとともに、これからの学習へのモチベーションが上るように取り組んでおりました。
3月29日(木)には、進級した在学生を対象とした「在学生ガイダンス」を実施しました。新しい学年の備えて、さらに意欲的な学校生活を送れるようにするとともに、年間スケジュールの確認や学生必携の「学生便覧」の読み合わせとともに、新しい学生証の交付も行いました。
また、最終学年でもっとも重要な、「就職」関係の書類の作成と提出。さらに最終学年で実施する「ゼミ」の導入のためのディベートも行いました。
さて、新年度に備えて、急ピッチで校舎内の改修も行っております。全室とはいきませんが、少しでも新たな気持ちでこれからの学習が円滑に進むようにしております。
平成29年度の末尾の締めくくりもあと少し。平行して、平成30年度が充実できるように、学校も学生も準備に余念がありません。