第10回 高校生作文コンテスト表彰式

2月23日(金)、埼玉県社会福祉協議会の「彩の国すこやかプラザ」で、「日本の福祉現場力を高める研究大会 作文コンテスト実行委員会主催、福祉関係団体や埼玉新聞社の共催による「第10回高校生作文コンテスト」の表彰式が行われました。

このコンテストは、「地域に暮らすさまざまな方の存在について目を向ける機会を得ることで、福祉が担う役割に気付き、福祉の仕事を身近に感じるきっかけとする。」を目的として、次代を担う高校生の経験や思い、考えなどを作文にしたためて発表していただくものです。本校は、その実行委員会の事務局を担っております。

今回の作文テーマは、「だれもがいきいきと暮らせる地域をつくるために、あなたにできることは?」で、全国から約900件の応募をいただきました。その一つ一つに込められた思いに感激しながら、選考委員として各作文を読ませていただきました。

0 コンテスト

今回の表彰式は5名の方に出席していただき、表彰とともに、作文の朗読をしていただきました。

まず、埼玉新聞社賞受賞の埼玉県立羽生実業高等学校 岩間 星奈さん「たくさんの人が幸せに暮らせるために」。将来保育士となって、AI時代だからこそ一人でも多くの子どもたちに対して人間だからできる事を教えるとともに、誰もが持つ「人を幸せにする能力」を見つけ、行動に移したいと言う内容でした。埼玉新聞社 宮下 達也 常務取締役様より、表彰いただきました。

1 表彰 1 朗読

続いて、公益社団法人埼玉県介護老人保健施設協会会長賞 埼玉県立誠和福祉高等学校 里山 綺音さん「言葉よりも」。曽祖父の介護をしている祖母に対し、若い人の「大変ですね」の言葉よりも「何かお手伝いしましょう」などの言葉が大切で、支えあいや理解しあう行動が必要であるとの内容でした。公益社団法人埼玉県介護老人保健施設協会 宮地 満佐子 副会長様より、表彰いただきました。

2 表彰 2 朗読

続いて、埼玉県発達障害福祉協会会長賞 埼玉県立伊奈学園総合高等学校 遊佐 ほのかさん「みんなの社会に」。盲導犬との関わりを通して、視覚に障害のある方の見え方を理解することは大変だが、共に生きることは誰でもできる。障害のある方を見守るだけではなく、手を差し伸べることで、安心した社会を作っていきたいと言う内容でした。埼玉県発達障害福祉協会 酒井 依子 副会長様より、表彰いただきました。

3 表彰 3 朗読

続いて、優秀賞 埼玉県立児玉高等学校 入 結香さん「将来、幸せになるために」。40歳になり保育士になった自分を想像して、子どもたちの夢を叶えることとともに、若い保育士を育てる立場になりたい。そして、困った人や悩んだ人の話しを聞き、考え、解決してあげらるようになりたいと言う内容でした。飯塚 洋一 実行委員長より、表彰いたしました。

4 表彰 4 朗読

最後の、最優秀賞 埼玉県立深谷第一高等学校 相原 健也さん「気づかい三原則」。電車の中でご老人に席を譲ったところ、一緒にいた友だちも妊婦さんに席を譲ってくれた経験を通して、言われてやるのではなく自分から行動すること。目配り・気配りで積極的に行動すること。自分がされていやなことはしない。この三原則を実践することで、誰もが住みやすい社会を作っていきたいと言う内容でした。飯塚 洋一 実行委員長より、表彰いたしました。

5 表彰 5 朗読

作文は事前に読ませていただきましたが、実際本人の口から語っていただくと、その思いがさらに深まり、読んだとき以上の大きな感動を覚えました。

今回は遠隔地であることや、高校の日程の関係で参加できませんでしたその他の受賞者は、下記の通りです。

優秀賞 埼玉県立鴻巣女子高等学校 国府田 芽依さんの「優しさであふれた社会に」 同 岡山県立倉敷中央高等学校 鈴木 乃彩さん「人としてどうあるべきか」

各業界賞は、埼玉県社会福祉協議会会長賞 埼玉県立春日部女子高等学校 橋本 幹子さん「車イスと私」 一般社団法人埼玉県老人福祉施設協議会会長賞 石川県立田鶴浜高等学校 角 風華さん「夢を与えてくれた人」 埼玉県児童福祉施設協議会会長賞 埼玉県立春日部女子高等学校 長谷川 美優さん「本当に理解するということ」 さいたま市私立保育園協会会長賞 川﨑市立川﨑高等学校 田中 李穂さん「手を差し伸べること」 一般社団法人埼玉県介護福祉士会会長賞 埼玉県立春日部女子高等学校 松田 叶美さん「幸せの輪が広がることを願って」 埼玉県身体障害者施設協議会会長賞 石川県立田鶴浜高等学校 河合 愛さん「感謝の気持ち」

それぞれに素晴らしい感性で、これからの福祉や保育に関する取り組みはもちろん、一市民として必要となる心がけなど、それぞれの作文に高校生の思いが込められておりました。

人が人として、当たり前に社会の中で、当たり前に生活し、当たり前に幸せを感じる。そこに何らかの困難が生じれば、みんなで支えあい、助け合っていける社会。その根底に位置づくものが「福祉」の発想です。

ふくし

今回の作文を通して、これからの社会を担っていく高校生の素晴らしい取り組みに、改めて自分自身を振り返ることができる、そのように有意義な時間を過ごさせていただきました。

6 受賞者

受賞者の皆さま。おめでとうございます。そして、素晴らしい作文をどうもありがとうございました。