「点字」を通して視覚障害者の理解を!

保育士科では「点字」という授業があります。点字を使用する視覚障害者についての理解を深めるとともに、視覚に障害のある方とのコミュニケーションの手段の習得という目的で開講されている科目です。

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天野 亨先生です。ご本人は音楽大学の声楽科の出身。テノールの歌手としても活躍中です。

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まず、点字には2つの約束があって、学生は今、それを一所懸命に勉強しています。

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①点字は、かな・カタカナの区別がないので、文節ごとに一文字分のスペースを空けることになっています。
これがちょっと難しい!でも分かりやすい点字を作るためには、大切な勉強!

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②「言文(げんぶん)一致」の法則が点字にはあります。「わたしは がっこうへ いきます」が「わたしわ がっこーえ いきます」と点訳します!天野先生も一人ずつ丁寧に指導します。

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1826年にルイ・ブライユが作ったとされる「点字」。我が国では明治時代の中期に盲訓院(現筑波大学附属視覚特別支援学校)の石川倉治によって、日本語標記の点字が完成されました。我が国では11月1日を「点字の日」と定めています。今や自動販売機、缶ビールをはじめ街中でも様々な表示でその広がりは目覚しいものがありますね。学校でも、小学校4年生の国語で学習します。
前後期の授業を終える頃には、友人への手紙を点字で書けるようになるんですよ!

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本校では、「点字」や「手話」の授業を通して、視覚や聴覚ほかの障害のある方についても理解するとともに、積極的にコミュニケーションできるようにという考えが、学科を問わず開校当時からあります。

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地域福祉の中心的役割を担う学生を育成しています。

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