知っておきたい保育業界のこと

厚生労働省による保育士確保プラン

保育士確保プランとは

2015年、「待機児童解消加速化プラン」の確実な実施のため、子ども・子育て支援新制度において国全体で必要 となる保育士数を明らかにした上で、数値目標と期限を明示し、人材育成や再就職支援等を強力に進めるための 「保育士確保プラン」が策定されました。

保育士確保プラン推進によって目指す保育士増の数

保育士確保プランのポイント

1. 人材育成

  • 保育士資格を取得しやすくするための取組の実施
  • 保育士の魅力を伝え、保育士を目指す機運を醸成
  • 国家資格としての保育士の専門性の向上

2. 就業継続支援

  • 離職防止のための研修支援
  • 就業継続を図るための各種助成金の活用促進

3. 再就職支援

  • 保育士・保育所支援センターの積極的な活用
  • 保育士マッチング強化プロジェク卜

4. 働く職場の環境改普

  • 雇用管理改善を図るための取組の実施
  • 保育所等と保育士・保育所支援センターとの連携強化

さらに、技能・経験に応じた保育士等の処遇改善

2017年度からは「技能・経験に応じた処遇改善」も実施されています。これは新たに副主任保育士など中堅の役割を創出し、その職務・職責に応じた処遇改善を行うことにより、保育園等におけるキャリアアップの仕組みの構築を支援するためのものです。(月額4万円の加算 対象:副主任保育士、中核リーダー、専門リーダー等)

解 説

「保育士確保プラン」では「保育士の処遇改善」や「働く職場の環境改善」が盛り込まれ、各自治体で様々な支援が行われています。国が全力をあげて保育士養成に力を入れていることがうかがえます。

結 論

より保育士が働きやすい環境(処遇面、再就職、現境整備)
なっていきます。

学校ではこんな教育をしています!

  • こどもとふれあって学ぶ授業

    毎週こどもたちとふれあって学べる!

    毎週金曜日に学校の保育室に地域のこどもたちが集まります。授業で習ったピアノや手遊び、パネルシアターをこどもたちの前で実践したり、季節の行事の企画・連営もします。またこどもへの関わり方だけでなく、保護者への対応も学べます。

さらに!!
各自治体による
保育士就職助成制度がたくさん!

その他自治体の例
埼玉県、さいたま市 返還が免除になる修学資金制度
戸田市 年間で最大70万円支給他 
さいたま市 保育士宿舎借り上げ支援 

Attention! 保育の現場より

一生の仕事にできる!
ライフステージに合わせた支援体制

「保育士は若い人の仕事」というイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。結婚・出産を機に一度職を離れてしまっても各市町村で手厚い再就職支援を行なっています。またライフステージに合わせた支援体制を確立し、その状況に合わせたサポート制度を受けられるようにすることで、安心して長く働いていけるように取り組んでいる企業もあります。

アートチャイルドケア株式会社の
勤務支援制度

アートチャイルドケア株式会社の勤務支援制度

保育の質を向上させるための各市町村の様々な取り組み

保育の質の向上・待機児童解消のため、保育人材の確保が重要になっている中、各自治体では独自の制度を導入して保育士の処遇改善策を図っています。

松戸市の例

  • 松戸市の例
  • 松戸市内の保育施設で働く保育士に、施設からの給与とは別に松戸市からの手当が支給されます。

社会福祉法人さわらび福祉会
さわらびこども園栄町ルーム勤務(松戸市内の小規模保育事業)
2016年卒業生

T さん

毎月給与とは別に松戸手当として45,000円の支給があります。支援が充実した環境なので、今後も松戸市の保育施設で働いていきたいと思います。

さらに!!
月々の家賃+就職時の費用補助

  • 松戸市内に住む、新卒保育士の家賃を補助します。
  • 新卒保育士が就職するときに、必要な費用を補助します。
その他自治体の例
世田谷区 上限8.2万円の家賃補助制度
船橋市 年額最大58万200円を上乗せ
戸田市 賞与に年間20万円上乗せ

男性も活躍できる職場。
男性保育士は年々増加しています。

保育士の総数と男性の割合

数値で見ると、わずか3%に満たない男性保育士ですが、年々その数は増え続けています。そして男性保育士の存在は、男手が欲しい・ 防犯対策を向上したいといった側面でメリットを感じられており、こどもたちにも父親的存在ができることで良い効果を生み出しています。「保育士=女性の仕事」という風潮が、少しずつ変わってきています。

社会福祉法人こばと
小鳩保育園南与野 園長
2014年卒業生

N さん

卒業後、在学中にアルバイトをしていた保育園に就職しました。2年目で、15名定員の小規模保育の園長となり、卒業後6年目で90名定員の認可保育園の園長になりました。女性のイメージが強い職種だと思いますが、男性も活躍できる場があります。