連休明けの最初の授業で、介護福祉士科2年生を対象に
特別講義を実施しました。
講師は、リハビリテーションに基づいたケアを提唱する「ケアリハプロジェクト」を展開している
一般社団法人「変わる!介護」の理学療法士、森さんと小川さんです。
授業では、介護福祉士科の学生も学んでいる「ICF」の視点を共通言語にして、
介護福祉士とリハビリ専門職の各々の役割と
どのように連携して取り組んでいくかについて学びました。
「リハビリ」というと、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士といった
リハビリ職が行うことというイメージが強いかもしれません。
でも、日常生活に関わる専門職である介護福祉士だからこそ携われる「リハビリ」もあります。
介護が必要な高齢者の方には
「好きなものや好きなこと、大切なものがあったのにできなくなってしまった」
といった背景がそれぞれにあります。
その方らしい生活を取り戻していくために
一番近くでその方を支える専門職である介護福祉士がその方の思いを聞き
「身体の動きのプロ」であるリハビリ職の提案を受け
日常生活の中でリハビリを実践していくというのが介護職にできる「生活リハビリ」です。
これから実習や就職活動を控える2年生にとって
リハビリ職の役割を知るとともに、介護福祉士として自身ができることの視点を広げられる授業でした!
介護福祉士科では29年度入学生より、スポーツ・リハビリ専攻の学びをスタートします!
介護福祉士を目指していてスポーツやリハビリに興味のある方はぜひオープンキャンパスにお越しください!
今回の特別講師の2名が取り組む「ケアリハプロジェクト」についてはこちら
一般社団法人 変わる!介護