室内でのからだを使った遊び

年度 2016
学科 こども福祉科II部

1.はじめに

私たちは3年間の教育実習や保育実習において屋外や室内での活動を多く経験した。子どもたちを見ていると、晴れの日と雨の日の活動では子どもたちのモチベーションの違いが感じられた。晴れの日に比べ、雨の日の子どもたちの様子として以下のようなことが挙げられた。
雨の日は集中力が続かない、また気分が上がらず、子ども同士の衝突が普段よりも多いなど私たちは実習の中で感じた。そして晴れの日と雨の日の活動が子どもたちの体を動かす時間に影響があるのではないかと考えた。又、自分達が現場に出た時に雨天時の遊びで困ると考え、室内遊びについて研究することにした。過去にも同じような研究テーマがあり、その資料を参考にしつつ私たちは、雨の日でも子どもたちが室内で体を動かし、子どもたちのストレスを解消できるような安全で楽しく遊べる遊びはないか、研究を進めることにした。

2.現状把握

こども福祉科Ⅰ部Ⅱ部 2.3 年生を対象としたアンケートを行い、その結果から実習期間中どのような室内遊びを実習先で行っていたか、その室内遊びでは、どのような集団遊びを行っていたか、また、体を使った遊びはその中にどのようなものがあったか、どの年齢に実習に入ったか、怪我をしている子どもはいたかの系統を取った。
現状把握としてアンケート結果から、雨の日の子ども達は十分に体を動かすことができていない事が分かった。
室内遊びで集中力や想像力等を身に付けることは大切だが、屋外遊びのような自分の身体能力を高めていくための開放感を得ることは難しい。雨の日が続く梅雨の時期になると室内にいることが多くなり、ストレスの原因になってしまう。その為、ストレスを軽減するために室内で体を使った遊びを行う意義があるのではないか。

アンケート結果

1) 幼稚園実習(幼稚園実習が未設定の方は保育園実習の 3・4・5 歳児クラスで)担当を行ったクラスはどのクラスだったか。

2) 室内遊びでは、体を使った遊びを行っていたか。

3) YES と答えた方、室内集団遊びとしてどのようなものを行っていたか。(複数可)

4) 室内遊びの際怪我をしている子どもはいたか。

仮説

屋外遊びに変わる遊びを室内で行うことで、雨の日などのストレス解消と共に子ども達の怪我や事故を回避することに必要な身体能力の向上や、ルールを通して社会性を身に付けられるのではないか。

3.研究方法

・実施施設・・・A 保育園
・対象児・・・4歳児クラス
・内容・・・私たちが考えた、室内でも体を使って遊べる遊びを実施。

4.研究結果

~良かった点~
・一生懸命に夢中になって楽しそうにゲームを行っていた。
・玉を拾うのにしゃがみ、投げる時には大きく腕を伸ばし身体を動かす様子が見られた。
・安全面で怪我をしている子はいなかった。
・「またやりたい」と声を掛けてくれる子どもがいた。

~反省点~
・ルールの説明の際、実際に見本を見せて説明すべきだった。
・自分たちも子ども達の輪の中に入り、見本となる様動くべきだった。
・玉が混ざらないようもう少し離すなど配慮が必要だった。

5.考察

実施を行った結果、私たちが仮説で述べた屋外遊びに変わるストレス解消法として新聞紙袋入れゲームを行いました。一回目では、自由に投げることができるが安全面にかけていた。二回目では、一回目に出た反省を活かしてルールを加えた結果から、安全面に配慮することができ、子どもたちの表情からも達成感が味わえたのではないかと考えた。

6.まとめ

私たちが研究を進めていくことにより雨天時における遊びの大切さが分かった。幼児になると体力が向上し体を使う活動がないとストレスが溜まってしまうため普段よりも子ども」同士の衝突が多くなる。そこで室内でも体を動かす遊びを取り入れる事により、雨天時における遊びの幅が広がりストレスや室内での怪我が軽減されると思われる。このように雨だからといって子どもの遊びを制限するのではなく、いろんな遊びを提供することにより様々なメリットが期待される。今後、私たちが現場に出たときもこの研究を活かしていきたいです。

参考文献
室内遊びの事典 こぐま保育園
(http://www.kariyakoguma.server-shared.com/asobi/jiten-asobi.html)
埼玉福祉専門学校 平成 18 年度卒業研究発表会参照

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