私の祖母がお菓子作りが上手な人で、家にお菓子の道具類が揃っていたので、 小学生の頃から遊びの感覚でよく作っていました。上手に出来たお菓子を家族や友人に食べてもらい「美味しい」と言ってもらえるのがとても嬉しかったのをよく覚えています。お菓子で人を喜ばせる事が出来るパティシエっていいなと思い仕事にしたいと考えるようになりました。

実習授業で日頃心がけていることは、学生達にいかに分かりやすく伝えるかです。 理論的な事は分かりやすい言葉でなるべくゆっくり話すように、大切な事は何度も繰り返し言うようにしています。 技術面では、言葉では伝えにくい感覚の部分があるので実習台を周りながら1人ずつサポートするようにしています。出来なかった事がチョットしたコツで出来るようになった時の学生の嬉しそうな表情が大好きです！

まずは「食べること」が何よりも勉強です。色々な食材に興味を持って自分の舌で味わい味覚のハードディスクをいっぱいにしていきましょう。作る技術に自信が無くても大丈夫！ 学校で一から丁寧に教えます。私たちと一緒に製菓の楽しさを発見しましょう。