Senior Interview 業界で活躍する先輩インタビュー
介護福祉士科

profile

  • 介護福祉士科 1997年卒業
  • 社会福祉法人 清幸会 本部 勤務
    (分野:高齢者施設)

  • 介護福祉士 として活躍中

仕事の魅力を教えてください

高齢者の介護に携わる介護士の魅力は色々ありますが、そのひとつに、人の死という尊い最期に携われる事です。今私達が何気なく過ごしている豊かな日本を作って下さった方々へ感謝の意を込め、幸せな人生だったと思って頂けるのに自分もその一翼が担える事。そして、あなたに出会えて良い人生が送れたと言って貰える事が魅力です。人の人生の大きなポイントに関わる事の出来る素晴らしい仕事です。

今の仕事を長く続けられている理由を教えてください

介護の業界はまだまだ多くの課題を持っています。逆を言えば、自分のアイデアや努力次第では何か結果を遺す事の出来るやり甲斐をある仕事です。私は今まで様々な事にチャレンジをして夢を実現し、有意義な時間を過ごして来れました。今は事務長になり現場から離れてしまいましたが、今まで介護士としてチャレンジして来れたのは職員の皆さんのお陰だと思っています。なので、今、私が続けている理由は、今まで支えてくれた職員さん達の夢を実現させられる、そんな法人作りに携わっている事です。現場にいた時の想いを旨に、素晴らしい職場作りに日々励んでいます。

後輩へのメッセージ

福祉業界に限らず仕事は大変なことも多くあります。特に人間関係はどこに行っても多少なりに悩む事があると思います。そんな人間関係で悩む人に話すお話があります。それはあめ玉の大好きな糖尿病の方のお話。介護士は大好きなあめ玉を食べさせたいと言う。看護師は糖尿病だから食べさせてはダメと言い、意見の食い違いで最終的に感情論まで発展する事があります。しかしよく考えてみると、両者共に糖尿病の方を想っての事なのに気が付きます。違うのはそれぞれの置かれている立場なんです。介護士は生活の質を、看護師は命を主眼に置いているから答えの出し方が違うのですね。これは上司部下や恋人などでも一緒です。相手の立場や環境、考え方を何故なんだろう?と相手の立場になり知ろうとするだけで、100%の納得は出来なくても、理解出来るところはあるはずです。それが分かれば、自分の心の中で折り合いがつけられる所が出てきて、相手の話を聞けるようになります。あなたが聞く耳を持てば、相手もあなたの話に耳を傾けてくれるはずです。自分の確固たる信念は持ちつつも、相手の立場にも立つ事が出来る人になって下さい。それが出来れば、自ずと福祉人としても成長していけます。共に福祉の未来を作っていきましょう!同じ福祉に関わる者として皆様を歓迎いたします。ようこそ素晴らしい福祉の世界へ!

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