関係者をお招きして:職業実践専門課程としての取り組み

専門学校の中でも、職業に必要な実践的かつ専門的な資質の育成を図り、職業教育の水準の維持に取り組んでいる学校に対して、文部科学大臣が「職業実践専門課程」の認定を行っております。

本校では、「介護福祉士科」「介護福祉士科Ⅱ部」「社会福祉士科」が、職業実践専門課程の認定を受けており、「保育士科」も今後認定を受ける予定でおります。

職業実践専門課程の認定要件には、企業等と連携体制を確立させて、「授業科目等の教育課程を編成」「演習・実習等を実施」「実務に関する研修を組織的に実施」「学校関係者評価と情報公開の実施」など、関係業界との連携が大きな意味を持ちます。

その一環として、6月28日(木)に関係する業界の皆さまにお越しいただいて、「学校関係者評価委員会」および「第1回教育課程編成委員会」を実施しました。

資料表紙3

「学校関係者評価委員会」は、介護の業界よりお二方、高校関係・地域・保護者・卒業生より各お一方の、計6名で構成されております。

まず、本校29年度の取り組み、自己点検・自己評価をご報告させていただいた後、質疑応答。

教育活動も、それぞれの科目や領域のバランスを踏まえて、学生たちの感性を磨き意欲を喚起させることが必要であること。指導者の幅を広げることが重要であること。さらに、ますます福祉業界に人材が必要となる現在高校生を含めた若い世代への理解を図る広報活動も養成校の役割とのご意見をいただきました。

評価1 評価2

その上で、今後も業界の皆さまはもちろん、高等学校や地域の皆さまとの関係を深めることについて、共有させていただきました。

「教育課程編成委員会」は、13;00より介護福祉士科、15:00より社会福祉士科で、それぞれお二方の業界の方にお越しいただいて実施しました。

今回のご指導いただくテーマとして、介護福祉士科は「介護福祉士養成課程における教育内容の見直し」について設定いたしました。

厚生労働省の方針を受けて、これからの介護福祉士養成のための教育内容について、様々なご意見をいただきました。また、若い人の「やりたい」「なりたい」のイメージを膨らます体制を構築させることで、介護人材の発掘や養成に大きな意味を持ちます。それらが、養成校である本校の役割であることが強く認識させていただきました。

介護1 介護2

社会福祉士科は「業界が養成校に対して望むこと」「今後の産学連携教育のあり方」について、議論を深めました。 

社会福祉士は暮らしの弁護士」「哲学的思考が福祉には不可欠」などの名言とともに、相手の立場に立つ視点やこれからの「多職種連携」への取り組みの方向性、社会福祉士としての資質の向上に向けた意識の醸成など、現場ならではのご意見をいただきました。これからの福祉に関して、社会福祉士の役割の大きさを再認識させていただきました。

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各委員の皆さま。お忙しいところ、またお暑いところを本校までお越しくださり、誠にありがとうございました。本日承ったご意見は、今日からの学校運営に活かしていく所存です。

学生一人一人の職業生活の実現を大目標として、今後も改善を図りながらニーズにお応えしてまいります

今後も、忌憚のないご意見を賜りますよう、お願い申し上げます。

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