4つの信頼への取り組み-実習指導者懇談会ほか

本校は、「学生たちの夢を実現、社会や産業界に貢献する人材の輩出を通して、4つの信頼に応える」を教育の基盤としております。4つの信頼とは、「学生・保護者からの信頼」「高等学校からの信頼」「産業界からの信頼」「地域からの信頼」です。日々の取り組みの中で、常にこの「4つの信頼」を根底に位置づけています。

さて、本校が平成23年(2011年)から毎年実施している「実習指導者懇談会」が6月2日(土)に実施されました。学生の実習をご承諾いただいた、県内の78施設園より、88名の方にご参加いただきました。

この会の目的は「実習施設と本校(養成施設)が連携し、福祉保育専門職の育成における実習のあり方についてともに学び考える」としており、あくまで「懇談会」ですから学校からのお話だけではなく、実習をご指導いただく方々のお取り組みやお考え等を出し合いながら共有しあう場として位置づけております。

01 全体会 1 02 全体会 2

まず、学校概要説明。本校は「県内の高産官と連携し、地元の未来に貢献する福祉、保育、医療の人材発掘・育成ができる学校となります」を旗頭に、体験学習である実習に際して、「身構え・気構え・こころ構え」を育む実習前教育」、実習体験を経験化させる「実習後教育」一体として「実習教育」と位置づけていることを説明させていただきました。

その後、「介護分野」「社会福祉分野」「保育分野」に分かれての分科会まず、学科の方針や養成目的、教育目標、その中の実習の位置づけについてご説明しました。

03 前半 介護 04 前半 社会 1

05 前半 社会 2 06 前半 保育

続いて、施設園の指導担当者の皆様方同士のご懇談。

07 後半 社会 08 後半 保育

「受け入れのための準備」「実習の内容」「指導者の位置づけ」「実習日誌の取り組み」から、「利用者さんとのコミュニケーション手段」「指導者と実習生と関わり方」「養成校での取り組みと現場の取り組みとの関係」など、細部にわたった議論ができました。

09 後半 介護 10 後半 介護2

このような懇談を経て、実習をお願いしている施設園と本校、実習指導者と実習生の関係がさらに深まり、それが産業界との「信頼関係の確立」につながることが実感できました。お忙しいところ、ご参加くださりありがとうございました。

この日は、他にもいろいろな取り組みが行われていました。

毎年、大宮をフランチャイズにしている「大宮アルディージャ」の手話応援が行われました。本校の学生有志60名以上が参加し、学校の集合した後 、NACK5スタジアム大宮に移動して「大宮アルディージャ」対「カマタマーレ讃岐」試合に、観客席から手話で応援を行いました。地域の皆さまと本校の学生たちが一体となってサッカー観戦を通じて手話にふれあい、スタジアムが一つになり、まさに「地域の信頼」が強まったと実感できました。

11 手話応援 1 12 手話応援 2

授業に関する取り組みとしては、こども福祉科Ⅱ部の学生を対象とした近畿大学九州短期大学保育科のスクーリングを実施しておりました。このスクーリングは、幼稚園教諭の資格取得のために、本校と併修で実施されるものです。学生たも自身の将来に向けて、学校の授業や仕事が忙しい中、真剣に取り組んでおります。「学生からの信頼」に応えるこの日は、ピアノやリトミックなどの授業を行っておりました。

13 スクーリング 1 14 スクーリング 2

ところで、本校第1校舎の入口の装いと、第2校舎1階にあるキャリアセンターのテーブル(埼玉県産ひのきテーブル)が新しくなりました。

15 入口 16 キャリアセンター

平行してオープンキャパスも実施し、高等学校の生徒を対象としたAOエントリーも開始されているこの日は、さしずめ「4つの信頼」を体現した日となりました。

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