最上級生の取り組み

本校の最上級生は、通常の資格取得や実習などとともに、上級生ならではの学習や卒業後に備えた取り組みが行われております。

5月7日(月)こども福祉科(3年制)の3年生と保育士科(2年制)の2年生が、合同で「選択ゼミ」の取り組みを行っております。この授業は「施設種別・職種領域の現場力育成のためにゼミ形式で主体的学習を行う」ことをめざしております。

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年度初めのこの時期は、導入として活動性のある内容やディベート形式の学習で、テーマの絞込みに取り組んでおります。

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同じく5月7日(月)社会福祉士科3年生は、重要な授業として「卒業研究」を行っております。この授業は「学習の過程で見出した福祉に関する問題点について、チームで仮説を立て、調査・研究を行う」ことをめざしております。

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まず、テーマ設定から取り組んでおります。それぞれが課題としているテーマを持ち寄り、それらを他の学生に説明することによるグループ設定に向かっております。各自の課題を集約しながら、今後グループによる研究が展開されます。

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本校では、専門的な学習の基盤となる「職業人教育」にも力点を置いております、職業生活にも直結する内容となりますので、より具体的な内容となります。

5月8日(火)社会福祉士科3年生では、「社会人とは」をテーマに行っておりました。すぐ出てくる要素としては、「責任」や時間・言葉遣い・目線などの「規範行動」、さらに「人との関わり」などです。

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しかし、社会福祉士科の学生たちがめざす職業生活の根本である社会福祉士や精神保健福祉士は、いろいろな方の人生の一部をお預かりする仕事です。いろいろと板挟みになることもあり、辛いことも多々あります。しかし、その仕事を通して自分にとっても大きな人生経験になることを一生学び続けることができる利点もあります。そして大切なことは、人と人や制度と自己実現などを「つなげること」です。 

同じく5月8日(火)こども福祉科3年生は、5月12日(土)に実施される「就職相談会」に際して、訪問するブースの選択作業を行っておりました。

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この相談会は、関係法人等から本校の卒業生が来校して、直接後輩たちの就職相談に乗るものです。本校での学びが職業生活でどのように活かされたのか。これからの職業生活のめざす学生たちには代表的な例として、何よりも身近なものとなります。

そもそも働くことの意義としては、収入の糧とする「経済性」はもとより、自分の資質や技術、個性などを活かす「個人性」、働くことが社会の貢献となる「社会性」を3原則とされております。働くことは、単に「お金のため」だけではなく、社会全体に自分が培ってきたものや自分の特性を生かして貢献することです。まして本校を卒業する学生たちは、「資格」という大きな特性を得ることになります。

これからは、迫りくる就活や卒業研究などに追われている毎日となります。しかし、その前提となる社会人としての自覚や将来の職業生活に関連して、「働くことの3原則」を改めて考える機会となる貴重な授業となりました。