卒業研究発表会:前半

12月14日(木)、さいたま市民会館おおみやの大ホールをお借りして、本校の「平成29年度卒業研究発表会」が開催されました。

3年間の学習の総決算として、実習などを通して感じた疑問や自ら設定した課題をもとに、それぞれ調査研究を行ってきた成果の発表です。ご来賓の方や講師の先生方、在校生も含めて、期待が高まります。

開会前気)

各学科での発表の中から選ばれたグループが発表を行いました。

前半の発表者は、こども福祉科:倉持・渋谷・富田・。社会福祉士科:阿部・金子・金田・佐々木・高橋・長田。こども福祉科Ⅱ部:前田・可野・大塚・澁澤・長谷川。介護福祉士科Ⅱ部:細谷・三田・山崎 です。

発表1 (礼) 発表2 (礼)

発表3 (礼) 発表4 (礼)

前半の司会は、こども福祉科Ⅱ部2年生の富永さんが務めました。

前半司会 (2)

まず、こども福祉科の発表は、「健常者がろう児と共存関係を築くには」です。コミュニケーション手段の違いを乗り越えて、小学生と聴覚障害のある中学生との関わり方について遊びや表現の工夫を通して、子ども達の変容を調査し、まとめました。まさに「インクルーシブ教育」の実践となる研究でした。

発表1 (1) 発表1 (3)

続いて、社会福祉士科の発表は、「障害者に対する偏見や先入観の緩和へ~スポーツ交流の可能性~」です。障害のある方に対する偏見等を払拭するために、スポーツびよる交流を通して、意識の変化を調査し、まとめました。一緒に汗を流すうちに自然と相手への気遣いが行われ、「障害の有無は関係ない」との意識が高まってきた様子が表現され、「ノーマライゼーション」の構築を意味づける結果となりました。

発表2 (2) 発表2 (3)

続いて、こども福祉科Ⅱ部の発表は、「保育時の片付けについて~保育者の声掛けにより子どもの行動はどう変化するのか~」です。子どもが嫌がる片付けが自発的に行えるような声掛けや対応などについて、実際の保育者の取り組みを調査・検証しました。保育者は、子ども達の発達段階を踏まえた対応が行われていることが、改めて確認できました。

発表3 (3) 発表3 (4)

前半の最後、介護福祉士科Ⅱ部の発表は、「嚥下食に写真を添えて提供する効果の検討」でした。食べたものの咀嚼が十分にできない方に提供する「嚥下食」をいかに美味しく味わっていただくか。そのために、嚥下食の調理前の写真を添える視覚情報の活用で、何を食べているかの認識をもとに食事の楽しみへに対する意識の変化を調査しました。調査分析には、統計的な検定手法も用いた高度な発表となりました。

発表4 (2) 発表4 (3)

それぞれの発表に対して、在学性からたくさんの質問が出されました。それぞれの発表が、実習や夜間の学生が行っている「ワーク&スタディ」の経験から出てきた課題でもあるため、聞いている学生にとっても身近であり、将来を考える上でも示唆に富む内容となっています。

まさに、主体的な質問が多く、しかもそれらに対して、発表者が真摯に回答している姿が印象的でした。

会場1

前半4本の発表の後、休憩に入りました。後半については、別途ご報告させていただきます。

校長 青木 猛正(あおき たけまさ)

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