社会福祉士科 集中授業

本校社会福祉士科では、「社会福祉士」の資格取得とともに、選択制で「精神保健福祉士」の資格取得をめざすことができます。

社会福祉士科3年生を対象に、精神保健福祉士のための集中授業が、夏休みを直前に控えた8月3日(木)から8月11日(金)まで行われました。

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精神保健福祉士とは、精神保健福祉領域のソーシャルワーカーのための国家資格で、精神保健福祉センターや保健所、精神科等の医療機関や障害者支援施設などにおいて、相談業務に取り組みます。

近年、こころの病や精神障害等のさまざまな障害を抱えた人々に対する社会復帰や社会参加支援の取り組みが求められております。精神保健福祉士は、社会福祉学を学問的基盤として、精神障害者の抱える生活問題や社会問題の解決のための援助や、社会参加に向けての支援活動を通して、その人らしいライフスタイルの獲得を目標としています。

8月11日の最後の集中授業では、その前日に卒業生ですでに精神保健福祉士として活躍している先輩の話を受けて、実習で培ったことともにそれぞれの振り返りをもとにした議論を行っておりました。

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今回の議論の中で、特に印象的だったのは「相談者(患者)に寄り添うこと」の真の意味でした。

もちろん本人の思いやニーズを最大限に生かすことはもちろん最重点です。しかし、ケースワーカーとしては一時的な対応ではなく、常に長期的な視点が不可欠であり、時には心を鬼にすることも求められます。その根底となる部分は、医療的・ 保健的な広範な領域の知識であり、そのような分野の専門家との連携となります。

その上で、相談者やご家族の信頼感を得ることも必要な要素であり、正確な視点とともにそれらを表現する資質もまた大切となります。

まだ若い学生たちは、実習や先輩のお話の中で、精神保健福祉士としての真の取り組みについて体験することができ、さらの今回の授業で、それぞれの経験や思いの共有が図られました。

このように、学生たちは確実に成長していることを実感できました。

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この授業を最後に、学生たちはつかの間に夏休みに入ります。

「高ストレス社会」といわれる現代、精神疾患や精神障害のある方の精神保健保持や社会参加に向けて、ますます精神保健福祉士の役割は大きくなってきます。

本校の学生たちは、「実学教育」に基づく知識の獲得や現場体験をもとに、さらに「人間教育」の基づく人間性の向上を図り、この重要な職務を担う資質を高めております。

地域や業界との関係はもちろん、それぞれの分野の専門家を必要となさる方々のために、人材養成業務に取り組む。そのようなところに、埼玉福祉・保育専門学校の大きな特色となります。

校長 青木 猛正(あおき たけまさ)

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