介護福祉士科1年生の授業

介護福祉士科は、文字通り介護福祉士をめざす学科ですので、実際の介護場面を想定した実習が多くなります。しかし、その根底となる様々な知識の習得とともに、自らの学校生活を有意義に過ごすための動議付けを行う授業も展開されております。

月曜日の1時間目は、「職業教育」の名称で様々な動議付けを行っております。この授業のある日は、学生は社会人として適した服装(今の時期は夏の軽装ではありますが)で登校をしております。

この日の授業は、学生一人一人が自らの目標設定とその目標達成のために「自分の行動を見える化する行動シート」の作成を行っておりました。

 

また、各班で「課題」「目標」「計画」をまとめる作業も行っております。これは、今後目標管理を行うために必要な作業で、現状の課題の解決のために適切な目標と、目標を達成させるための適切な計画が、これからの職業生活において重要となります。

この作業は、班ごとにリーダを決めて、リーダを中心にそれぞれの役割を持って取り組んでおります。

 

現段階では、実習で行っている、例えばベッドメイキングの習得や考査への取り組みなど、学習活動に関連したもの。さらに、身だしなみを整えるなどの目標が出てきました。また、ボランティアの募集などの情報も提供して、活動の幅も広がるようにしております

指導者は、個別に班や学生との会話も行っており、「学生とのコミュニケーションを円滑にする上でも意義ある取り組みである」とも、申しておりました。

 

2時間目は、クラスごとの授業で、2組は「こころとからだのしくみ」でした。

今回のテーマは、臭いを感じる仕組みや歯の役割など人の身体機能の基本を理解する授業です。スライドをホワイトボードに投影し、そこに書き込みを行うなどの工夫を施しておりました。

 

学生は、教科書と配付されたプリントをもとに、真剣に取り組んでおります。

 

一方、1組は「発達と老化の理解」で、喉や嚥下、気管支の仕組みや呼吸器の病気など、人の身体的な特性などをもとにした授業となっております。

 

授業は、ワークシートをもとに学生たちが自ら必要事項を記入しながら行われております。

 

これらの授業は、介護する立場の人にとって不可欠な知識の習得をめざしたものです。

授業の目標は、「こころとからだのしくみ」では、「介護の根拠となる人構造や機能、安全への留意点や心理的側面への配慮について理解する」です。一方、「発達と老化の理解」は、「発達の観点から老化を理解し、その心理と身体機能の変化の基礎的知識を習得する」となっております。

介護を行う際、介護される方の心身面や機能面の状況を適切に理解することは不可欠で、その状況によって、介護や個々の介助の方法も当然異なってまいります。そのための知識が不十分では、誤った介護や介助となり、かえって負担を増加させたり、健康面や安全面への支障が生じたりします。

介護福祉士をめざす本校の学生は、このような授業にも真摯に取り組み、その成果を実習で生かしております。

 

ところで、本校の入り口前に七夕にちなんで笹の葉が飾られております。学生たちも思い思いに願い事を書き、それが実現できるように、毎日の学校生活に取り組んでおります。

校長 青木 猛正(あおき たけまさ)

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